第五章 Over World
合流!!異世界の戦士たち
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「ホントですか!?うわー、やったやったよエクレ!!」
「わ、わかったわかったから勇者!!そんなにゆぅすぅるぅなぁ〜〜〜!!!」
ガクガクとエクレールの肩を掴んで揺するシンク。
その勢いにエクレールもショウも押されてしまうが、一旦落ち着けてから話を戻す。
「魔獣は今、ビスコッティの街に向かっている。このままでは街に被害が出るし、フロニャ力が効かないとあってはその被害も甚大なものになる」
「だから止めに来たんです」
「後、私たちの姫様があそこに捕えられているのも助け出さなくては」
「ではやることは決まった。まず、姫様を助け出す。そしてこの魔獣を止める、だな」
「でも止めるって・・・・」
「言ったろ?」
《サイ!ゴリラ!!ゾウ!!!》
「オレ「ら」って、さ」
《サゴーゾッ・・・・サッゴーゾッッ!!!》
「うォォォオオオオオオオオおおお!!!!」
ドゴンドゴンドゴンドゴンドゴン!!!!
ギシィ、ズンッッ!!!!
「な、なんだ今の歌は!?」
「ま、こういっておこうかね。歌は気にするな!!と」
今のショウたちからは見えない位置。
魔獣の眼前には、仮面ライダーオーズサゴーゾコンボが仁王立ちしていた。
その腕でゴリラのようにドラミングし、そこから発せられる重力波で魔獣の前足を地面に押し潰し、その進行をとどめているのだ。
オーズは鳥類系や猫系などの動物のメダルを、それぞれ三種類ずつ持っている。
それらを組み合わせ戦うのが彼のスタイルであり、同系統の三枚をそろえれば強力なコンボとなる。
このサゴーゾコンボは重量系の生物の力が込められたコアメダルでのコンボだ。
その力は、重力。
圧倒的な星の力で、目の前の敵を押しつぶす!!
「今です!!」
《FINAL ATTACK RIDE―――DI DI DI DIEND!!》
「ファントムブレイザー、シュート!!!」
ドドンッッ!!
オーズの言葉と共に、飛び上がったアギトトルネイダーからティアナとディエンドの砲撃が伸びていく。
シアンとオレンジの砲撃は魔獣の両肩に命中し、その体躯をわずかなりとも後退させていく。
「す、すごい!!」
「俺たちも行くぞ!!」
ショウが魔導八天のうち二本を手に取り、シンクとエクレールに声を掛けて疾駆していった。
迫りくるのは、宙を浮く紫の煙のようなものが刃となった物だ。
だがそれを何でもないように次々と斬り消していきショウが二人を送り出す。
「一気に斬り飛ばす!!駆け抜けろ
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