第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change6:キャラじゃないこそ需要がある…と、思う〜Beginning of training〜
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って、いきなりするんだシンは!?
「この意味がわかるか…それはフェニックス戦の時自分自身の力を出さずにあの結果を招いた二人の罰だ。正直二人の事情を聴いたときは少し間を置こうとしたが、この罰でチャラにする」
「「……」」
すると二人は重い表情しながら黙っていた…。
あの行為…正直シンに抗議しようと思ったが、シンは意味なくあんなことはしない。
しかもリアス部長や木場、アザゼル先生が黙っているところ見ると何かあるらしい。
アーシアとゼノヴィアも何か言いたそうだが部長に手で止められていた。
朱乃さんに関しては俺は知っている。
だが小猫ちゃんにもないかあるんだろう。
「さて、気を取り直して修行の話をします。先に説明するがこれはあなた方の先を見据えた上と、俺が見てきた皆の可能性を考慮したものです。アザゼル先生のメニューもいいがそれだと伸び悩む確率が大きくなるからです。さて最初はリアス部長です」
最初にシンが指名したのは部長だった。
「リアス部長。貴方の才能、魔力、身体能力はどれをとっても一級品です。仏にあなたが暮らしていてもいずれ最上級悪魔にもなれるでしょう、ですが今すぐにでも強くなりたい。そう思っていますね?」
シンの問いに部長が強くうなずく。
「ええ。私は皆の王として相応しい者になりたい」
「ならまず私がアザゼルの考えたリアス部長のメニューに少し手を加えたメニューをこなしてください。詳細はこの用紙に全部書いてあります」
シンからメニューの詳細が書いてあるメニューを受け取る。
部長は一瞬不思議そうな表情を浮かべたがすぐに納得した表情になる。
「なるほどね…まずは『王』としての資質を高めつつ判断力や戦術などの知識を深めていくのね」
「そういう事です。そしてそれを毎日続けつつもう一つの修行をやってもらいます」
「もう一つの修行?」
部長が不思議そうな顔をしている。
「そのもう一つの修行に関してはグレイフィアさんにやってもらうことにした」
「グレイフィアに?」
「そう、この修行のテーマはリアス部長の強みである『滅びの魔力』を俺がみて、その魔力でできるであろう可能性を全て詰め込んだものです。詳しい内容はすべてグレイフィアさんに伝えてありますので説明が終わり次第確認しに行ってください」
シンが部長の『滅びの魔力』を見て見出した可能性か…。
なんだか俺も楽しみになってきたな。
「次に朱乃さん」
「……はい」
シンが呼ぶも思い返答を返す朱乃さん。
まだ先ほどのシンの言葉が堪えているようだ。
「貴方には自分自身に流れている血と力を受け入れてもらいます」
「ッ!」
ストレートに言われた
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