第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change6:キャラじゃないこそ需要がある…と、思う〜Beginning of training〜
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お開きとなった。
それにしてもシンが考える修行メニュー…。
正直想像がつかないな。
俺は今までの修行はテュールさんとの手合わせだけだったからな。
まあ、今までの修行のお陰で俺は禁 手に至れたから期待は大きいけどな!!
そこへグレイフィアさんが現れた。
「皆様。温泉のご用意が出来ました」
温泉きたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
―○●●●●○―
「あ〜…。温泉は最高だな〜」
俺は今アザゼル先生と木場と一緒に温泉につかっている。
「ヒュ〜ヒュッヒュ〜〜♪」
アザゼル先生は口笛を吹きながらのんきに熱燗を飲んでいた。
この光景を見てみるとアザゼル先生は温泉が大好きなようだ。
いや…もしかしたら日本文化にも興味がありそうだな、最初に出会ったときに浴衣着てたし。
まあ、俺としてはどうでもいい。
正直隣の女子風呂を除くのが温泉の鉄則だが俺にとってはそれと同等に大事なイベントがあった。
―――ガララララ。
すると男湯の扉が開きそこには……。
「温泉なんていつぶりだろうか…」
なんとシンが初締めた集団で温泉に入るのだ!!
なんかホモっぽいことを言っているが俺のはそんな趣味はない。
まあ、湯につかる前に木場が……。
「イッセーくん。背中を流してあげるよ」
なんてことを頬を染めながら言ってきた。
まあ、丁重にお断りしたがな!!
正直シンは俺が悪魔になる前から自分の素肌を晒そうとしなかった。
プールの時はサーファーが着ているようなウェットスーツだし、一年の修学旅行の時も入浴時間終了間際に入っていたりなどだった。
まあ、会談の時の事情を知ったときは俺自身納得いったがな。
まあ、それはいいとして、これでシンと男の友情が深められるぜ!!
ん?そういえばギャスパーもシンと一緒に来るはずだが…どうしたのだろうか?
よく見てみればシンの後ろに隠れてウロウロしてる。
しかもタオルを胸元まで巻いているし…。
「ギャスパー、いい加減に俺から離れてくれないか?」
「で、でも〜みんなと一緒に入るなんてはずかしいですぅ」
するとしびれを切らしたシンがギャスパーの腕をつかみ強引に前に出す。
「キャッ!」
なんて女々しい声をあげるんだ…。
そしてシンはそのままギャスパーを引きずり温泉に引きずりこむ。
―――バシャァァァ
「いやぁぁぁぁぁん!熱いじゃないですか!!」
「お前がうだうだしているからだ。これでお前も湯につかれただろう」
なんか、シン本当に変わってきているな…。
まあ、俺としてはより親しみや
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