Change5:夢は誰にも汚せない〜Mysterious girls〜
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「ああ、なんかお前のお陰で緊張がほぐれたぜ」
「それは良かったな」
まあ、部長の迷惑にならないように頑張るぜ!!
「皆様、長らくお待ちいただきました。会場の皆様がお待ちです」
こうして俺たちは使用人の案内され会談の会場に向かう。
―○●●●●○―
会場に入るとそこは異様な雰囲気の会場だった。
まるで記者会見のような場所になっており、俺穂含めたそれぞれの眷属たちは主を先頭にして一列に並んでいる状態だ。
俺たちが立っている斜め上の方に席がいくつも並んでおり、そこには上級悪魔と思われる初老の男性が数人座っている。
さらにその上、一番上の席にはサーゼクスさん、セラフォルーさん、アジュカさん、それからもう一人、魔王らしき人が座っている。
てか、あの人すごいあくびをしているよ…。
そういえばシンの姿が見えないな…。
確か会場入りするときにシンは別ルートで案内されていたな。
どこに行ったんだろう。
あと気になるんだけど、魔王様たちが据わっている席がひとつ開いている。
しかも魔王様たちは五個ある席の内、中央の一隻に座っていなかった。
すると魔王様の席がある会から人影が見えた。
って……シン!?
そして魔王様が据わっている席の中央の開いている席にシンが座った。
シンがどうして魔王様と同じ席に座っているんだ!?
てか、よく見ると会場にるほとんどの悪魔の人たちがシンを見ていた。
確かに魔王様と同じ席に座るってすごいことだよな……。
まあ、シンはいろいろと有名だし、しかも和平会談でみんなの窮地を救ってくれたからな。
てかこうして、魔王の方々とシンを見ると違和感がなぜかないな…。
魔王様たちの見た目年齢自体も若いというのもあるが、シンから漂っている風格が魔王様たちに負けていないように見える。
ほんと、同じ年かどうか疑うぜ。
そしてお偉いさんみたいな初老の男性の一人がしゃべりだした。
「よくぞ集まってくれた、次世代を担に悪魔の未来を託された若き悪魔たちよ。この場を設けたのは一度、この顔合わせで互いの存在の確認、更には将来を競う者の存在を認知するためだ」
「まぁ、早速やってくれたようだがな」
まあ、その件に関しては反論のしようがないな…。
まあ、大方の原因はあのヤンキー悪魔が原因だけだよ。
そしてサーゼクス様がしゃべりだす。
「君たちは家柄も実力も共に申し分ない。だからこそ、デビュー前に互いに競い合い、力を高めてもらいたいと考えている」
その時、サイラオーグさんが挙手をした。
「我々、若手悪魔もいずれは『禍の団』との戦に投
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