第28話
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自身から力を与えられ続けられている影響で、”空の女神”が”怒り”を見せればゼムリア大陸自身の自然現象もそんな風に変わるそうよ。」
「ええっ!?”空の女神”が怒りを見せただけでゼムリア大陸自身の自然現象が変わる!?」
「しかも”七耀脈”自身から常に力を与えられ続けられているという事は、”ゼムリア大陸自身”が”空の女神”に味方しているという事でしょうね………」
「ええ。”空の女神”がその気になれば、地震や火山の噴火、津波や土砂崩れと言った”天災”を人為的に起こせるでしょうね。」
「な、何ソレ〜!あらゆる意味で反則過ぎる存在だよ〜!」
「非常識にも程があるぞ!?」
「フン……そんな事よりも”空の女神”がエレボニアに対して怒りを抱いたという事実の方が重大だぞ。」
アネラスとシェラザードの説明を聞いたアリサは驚き、不安そうな表情で呟いたエマの推測と目を細めて呟いたセリーヌの推測を聞いたミリアムとマキアスは疲れた表情で声を上げ、ユーシスは鼻を鳴らした後厳しい表情で指摘した。
「うん……特に”空の女神”を崇めている”七耀教会”は今後エレボニアの窮地に協力してくれない可能性があるだろうね……」
「協力してくれないだけならまだマシな方だぜ。下手をすればエレボニア全土にある七耀教会の支部を全て撤退させることもありえるぞ。」
「それどころかエレボニアの民達自身が暴動を起こすかもしれないな………」
「はい……エレボニアを含めてゼムリア大陸の多くの人々が信仰している宗教は七耀教会―――”空の女神”ですから、当然エレボニアが”空の女神”の”怒り”を買った事をエレボニアの民達も知れば民達の不満や怒りはエレボニア皇家や帝国政府に向けられる事になるでしょうね……」
「ハハ………少なくてもエレボニアは内戦が起こっている今の状況よりも酷い状況になる事は間違いなしだろうね………」
「そ、そんな………」
「そのような事が起こる事を防ぐ為にも”ハーメルの惨劇”を公表する前に何とか”空の女神”の”怒り”を鎮める方法を考えなければならないな……」
「しかも公表するタイミングは内戦が終結してから1ヵ月以内だから、考える時間もそんなに残されていないから、できれば内戦が終結するまでに”空の女神”の怒りを鎮める方法を考えた方がいいだろうね。メンフィル主導によって内戦が終結させられるんだから、メンフィルは内戦を終結させる為にそんなに時間をかけるつもりはないと思うし。」
ユーシスの指摘に悲しそうな表情頷いたトワの言葉に続くように厳しい表情で呟いたトヴァルや重々しい様子を纏って呟いたアルゼイド子爵やクレア大尉の推測を聞いたオリヴァルト皇子は疲れた表情で肩を落とし、エリオットは悲痛そうな表情をし、ラウラは重々しい様子を纏って呟
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