番外編
ある日の夏の午後
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商売も、フェザーン人や信頼できる人に任せて座っていれば、お金が入る状態にしてですが。
それからでも、子供を殺すのは遅くないような気がしますよ。
7つまでの子供は神の子でしたっけ?いつ死んでもおかしく無いですしね。
そうしたら、オスカー様も傷つかずに済んだのに。
もったいない。でも、オスカー様が生きていてくださって本当に良かったですよ。
おかげで色々な事が出来ます。だから、生きていて下さってありがとうございます。」
と言い微笑む。
その顔はとても綺麗で美しかった。
言葉は、とても怖かったが。
まあ、あの言葉を聞けただけでも有意義であったと思うべきだろう。
彼女が俺の前から姿を消して6年が過ぎた。閣下はローエングラム伯となった。
その事を彼女が知ったらどう思うだろう。その反応を俺は見てみたいと思う。
夏の日の午後に必ず思い出す出来事。
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