熱き炎!燃え盛る恋の恋情!
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side上条…。
おっす〜上条さんですよ。 工廠で建造を依頼したんだけどその時間を見て俺はげんなりしちまった...。
【建造完了まで、16日】 ……なんだよ16日って。
電から高速建造材バーナーもあるが使うかと聞かれたが、何かもったいない気がしたので気長に待つことにした。
その間、鎮守府内を散策していて迷子になったり、 軽巡の奴らと話そうと思って部屋に入ったら龍田が着替え中で殺されかけたり、
どうやって来たのか迷い込んだらしい犬みたいな深海棲艦を試しに右手で殴ったら跡形もなく消し飛んでしまったりと、不幸極まりない毎日を送っているのだった。
龍田はあの後必死に謝り倒してなんとか事なきを得たけど...
深海棲艦を消し飛ばしたって聞いた時のアイツらの顔は子供をあやす母親のようにやさしい表情だったよ畜生!
あれ、絶対信じられてないだろ...。
と、そんな感じで16日間が過ぎたんだ。 今俺達は再度、工廠に来ている。
「ようやくできたか、長かったぁ...」
「お、お疲れ様なのです...」
苦笑しながら電が慰めてくれる。
本当にいい子だよな...インデックスとは大違いだ。
...そういやアイツ、元気にしてんのかな?
学園都市を離れる時に別れて神崎にイギリスに連れ帰ってもらったんだけど...。
最後の最後まで俺と一緒に行くって聞かなかったもんな。
流石に海軍にまで連れて行くわけにもいかないと思って心を鬼にして返したけどさ...。
……まさかほとんど仕事のない提督に就任することになるとは思ってなかったよ。
っとと、あまり考えていても仕方ないよな。
今は新しい艦娘を出迎えなきゃいけねえし
「どうやら建造は終わってるみたいなのです!」
「お! それは楽しみだな、いったいどんな奴が作られたのk...」
俺が工廠の奥に続く扉に近づいたその時だった!『テーイートークー!!』 いきなり、扉が勢いよく開き中から影が飛びかかってくる。
「バーニング! ラアァァァァヴ!!!」
「んなぁっ!? ぶげら!!」
「はわわわっ! し、司令官さ!?」
あまりの勢いに俺は押し倒される...のではなく思いっきり吹っ飛ばされていき...。
(ドッゴオォォォォォォン!)
壁に激突した。
「がっはぁ! ふ、不幸だ...」
向こうから女性と子供が走ってくるのを見たのを最後に俺の意識は暗転した。
「...ん...ここは?」
なんだ? いったい何が起こったんだっけ?
「あ、目が覚めたみたいネ! 大丈夫デスカ?」
ん? 頭上から声?
上を見上げるとそこには顔を覗き
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