ダンジョンに命の使い道を求めるのは間違っているだろうか?
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れている怪物を踏みつけ、近くの建物の屋根に身体を捻りながら飛び上がると同時にガンドレイクを再生して迫ってくる蔓を撃ち落とす。
「えっ、何が」
「気を抜くな!!」
着地して少女を降ろしてから背中を軽く叩いて一時的に冷静にさせてから、素手で戦っている三人の元にレヴィンソードを投げる。
「そいつを使え!!」
そう叫びながら、オレ自身も両手にガンドレイクを持って巨大植物の怪物に飛びかかる。先程ガンドレイクを叩き込んだ感じからスカラベ型に似ている。耐久力はこいつのほうが上だが、同化されないし、パスタも少ないから多少は余裕だ。あのエルフの少女は遠距離なら問題ないだろうし、レヴィンソードを握って戦っている三人はスパスパと蔓を斬って、って褐色の子の片方がレヴィンソードを折った!?そんな簡単に折れるような代物じゃないんだぞ!!
「ゴメン、折っちゃった!!」
「もうちょっと丁寧に使ってよ!!」
二人して蔓を躱しながら、代わりのロングソードを再生して投げる。
「さっきのより切れ味は落ちるけど多少は頑丈だから!!だけど、壊さないで!!一度に作れる量に制限があるから!!」
ガンドレイクで蔓を切り払いながら折れたレヴィンソードに近づいて同化して回収する。
「便利だね、それ」
「話は後で!!本体は花の方なの?」
「根っこの方の太くなってるとこ!!」
「なら、一気に片付ける!!蔓の方は任せるよ!!」
ガンドレイクからルガーランスの2刀流に切り替えて、こちらに伸ばしてくる蔓に飛び移りながら突っ込む。ワームショットの弾幕やスカラベ型のパスタに比べればこの程度余裕余裕。
「行けええ!!」
蔓をくぐりぬけ、根本の太くなっている部分にルガーランスを突き刺して展開させる。繊維に沿って突き刺したから簡単に展開でき、すかさずプラズマを内部に叩き込む。プラズマが中枢部分を焼き払ったのか花の怪物が力を失ってぐったりと倒れる。
「他には居なさそうだな」
「凄いね、君!!」
褐色のレヴィンソードを折った方の子がロングソードを振りながらこっちに向かってきて、罅が入っていたのかロングソードが折れる。フェストゥム用に頑丈なはずなのにこんな簡単に折るとは、武器の使い方が下手にもほどがあるんだろうな。
「あっ、また折れちゃった」
「そんなにもろい武器じゃないんだけどね」
折れた刀身と柄に残っている分を返してもらって同化して再生させる。
「まだ必要になるかもしれないから貸しておくよ。折ってもいいけど、ちゃんと回収だけはしてね」
「オッケー。それにしても便利だよね、一体どういう仕組なの?」
「そういうスキルとしか言いようがないです。それにしても、こいつは一体何なんですか?明
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