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彼願白書
リレイションシップ
ショウ、ダウン
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そのために、壬生森はここに来たのだ。

「つまり、だ。アンタがしくじったらトラック泊地は更地と化して、偏西風でこっちにも影響が出る可能性すらある、と。」

「そうだな。突入時の通信をキャッチしたら、海域封鎖の任務に出してる艦娘を保護出来るように手配しておくことを勧める。これが私が出せる最大の情報だ。」

「何か手伝えることは……ねぇんだろうな。」

頭を掻く金城に、壬生森は少し考えたあとに答える。

「あれば最初から書面にして届けているが、強いて言うなら……戻ったら何か食わせてもらいたい。」
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