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やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
5.材木座義輝はあまり出番がない。このタイトル詐欺!
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放課後になり、俺と総司は奉仕部へと足を運ぶと、そこに部室を覗き見をしている女子生徒がいた。雪ノ下と由比ヶ浜なのだが。
「どうしたんですかね?まさか、不審者とかがでたんですかね!」キラキラ
「目を輝かせるな。そんなわけないだろ。で、お前ら何やってんの?」
「「ひゃ!?」」
うお!?びっくりした!
「い、いきなり後ろから話しかけないでくれるかしら。びっくりするじゃない」
それはこちらの台詞だ。で、何やってんの?
「部室に不審人物がいんの」
‥‥‥‥‥まじ?
(沖田さん大勝利!だから言ったじゃないですか!)
総司がテレパシーみたいなのでブイサインを送ってくる。だって、雪ノ下がいるんだぞ。
「私のことをどう思っているのかはあとでじっくり話を聞くとして、中に入って様子を見てきてくれるかしら」
ぐっ!上から目線の命令形口調なのに、上目遣いで命令してきやがる!こいつ狙ってやってんじゃねーの?破壊力がやべー。マズいぞ、非常にマズい!ヒス的にヤバい。避難するためにも俺は扉をあけて中へ入った。
扉を開いた瞬間、潮風が吹き抜けた。
部室の中は大量の紙が撒き散らされ、その中に一人の男がいた。
「クククッ、まさかこんなところで出会うとは驚いたな。 待ちわびだぞ。比企谷八幡」
なんでコイツがここにいんだよ。あと、何で待ちわびたのに驚いてるんだよ。矛盾しすぎだろ。まあ、とりあえず、
「この桜吹雪、散らせるもんなら」
「え?八幡?ちょ、拳はノー!暴力反対!ストップ、ストップ!」
「散らしてみやがれ!秋水っ!!」
我が家につたわるよくわかんない通称比企谷拳法の一つ秋水、全体重を乗せた拳を放つ。速度は遅く、威力が高いのが特徴だ。
「比企谷君、あなたの知り合いだったようだけれど」
知らん。あんなやつ知ってても知らん。え?材木座?ああ、まあ、いいやつだったよ。
「勝手に我を殺さないで!?」
チッ、生きていたか。
「まさかこの相棒に拳を向けるとはな。見下げ果てたぞ、八幡!」
「相棒って言ってるけど」
由比ヶ浜が冷ややかな視線で俺を見る。やめてくれ。雪ノ下じゃないが、こいつと出会ってしまったことを軽く後悔している俺ガイル。
「それに、貴様も覚えているだろう、あの地獄のような時間を共に駆け抜けた日々を」
「体育でベア組まされただけじゃねぇか」
俺からすれば日々の日常の方が地獄だ。小町もそうだが、総司や雪ノ下もこぞって俺をヒスらせようとする。なんなのだ、ほんと。まあ、小町の場合は欲しいものがあるか、遊んでるだけだろうが。結構ひでぇな。
「ふん。あのような悪しき風習、地獄以外の何物でもない。好きな奴と組めだと?クックックッ、我はいつ果つるともわからぬ身。好ましく思う者など、作らぬっ!」
どこの世紀末だ。相変わらず
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