第27話
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「ふふ、数々の分野に手を出している私達”ラインフォルトグループ”も真っ青になるような幅広さですわね。加えて”工匠”の方々の技術力はとても秀でており、我々では真似をする事すらできませんから、”工匠”の方達が本格的にゼムリア大陸で経営を始めたら”ラインフォルトグループ”も危ないかもしれませんわね。」
オリヴァルト皇子の説明を聞いたアリサは驚き、シャロンは苦笑しながら呟いた。
「ラインフォルトグループ会長の秘書の癖によくそんな事が言えるわね……それにしても、あの”匠王”製の武具を用意するなんてね………ちなみに支給されるのは武器だけなのかしら?」
「勿論、防具も用意してあるわよ♪」
「防具もって……サイズは私達に合っているんですか?」
呆れた表情でシャロンに指摘した後問いかけたサラの問いかけに対するレンの答えを聞いて疑問を抱いたアリサはレンに訊ねたが
「予めアリサお姉さん達の身長、体重、スリーサイズの情報も全て手に入れているから当然サイズも合っているわよ?例えばアリサお姉さんのスリーサイズは上からはちじゅうろ――――」
「!!!!?????キャアアアアアアアアアアア―――――ッ!!お願いしますから、それ以上言わないで下さい〜!」
小悪魔な笑みを浮かべたレンがある事を口にしようとするとアリサは血相を変えた後悲鳴を上げると共に立ち上がってレンが口にしようとした言葉を聞こえないようにした後レンに嘆願し、その様子にその場にいる多くの者達は冷や汗をかき
「レン、貴女ね………」
「よりにもよって、女性のスリーサイズをこんな大勢の人達の前で口にしようとするなんて、一体何を考えているんですか……」
プリネとサフィナは疲れた表情でレンに指摘した。
「うふふ、さすがメンフィル帝国ですわね♪お嬢様達の身長や体重どころか、スリーサイズも把握されているなんて♪」
「メンフィル帝国は何故オレ達の身長等を知っているんだ……?」
「どうせ戦争の時にメンフィルの諜報部隊がわたし達の事も調べただろうから、その時に士官学院に忍び込んで学院にあるわたし達のデータを盗んだか、コピーしたんじゃないの?」
一方シャロンはからかいの表情でアリサを見つめ、ガイウスの疑問にフィーはジト目で自身の推測を口にした。
「………レン皇女殿下。先程正規軍と異なり、Z組やトールズ士官学院の皆さんには無料で補給物資を支給すると仰いましたが、我々正規軍は”代金”を支払えば補給物資を正規軍にも支給して頂けるのでしょうか?」
その時ある事が気になっていたクレア大尉はレンに訊ねた。
「ええ。勿論その場で払わず、”ツケ”にして補給物資を支給してもらう事も可能よ。ちなみに支払期限は無期限かつ利子は0.1%もつかない
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