第26話
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を戻すけど、もう一つのデメリット……それは”帝国解放戦線”のリーダーがレン達特務部隊によって討たれる可能性が非常に高い事よ。」
「て、”帝国解放戦線”のリーダーって……!」
「クロウ君………」
「そう言えばレグラムでも、メンフィルは”西ゼムリア通商会議”でのテロの件でお前さん達のクラスメイトである”帝国解放戦線”のリーダーも貴族連合軍の上層部達ごと殺害するつもりである事も言っていたな………」
小悪魔な笑みを浮かべたレンの説明を聞いたアリサは表情を青褪めさせ、トワは悲しそうな表情をし、トヴァルは複雑そうな表情でかつての出来事を口にした。
クスクス、それと肝心な事を忘れていない?レン達メンフィルの殲滅対象にZ組のクラスメイトも含まれている事に。
ぼ、僕達Z組のクラスメイトって……!
………メンフィルはクロウも殺すつもりなのだろうか?
ガイウスお兄さんったら、何を当たり前の事を聞いているのかしら♪レンが言っているメンフィルに殺される予定のお兄さん達のクラスメイト――――クロウ・アームブラストの正体を考えたら、メンフィルどころかエレボニアでも殺されて当然の存在でしょう?
”帝国解放戦線”は”西ゼムリア通商会議”であんたを含めたメンフィルのVIP達も”鉄血宰相”ごと葬ろうとしていたから、この戦争でついでにクロウ達も葬るつもりなのね……!
「そ、そんな………このままだと、クロウが………」
「それにヴィータ姉さんも………」
「……間違いなくバンダナ男と一緒にメンフィル―――特務部隊に討たれるでしょうね。”剣帝”や”殲滅天使”を含めて”特務部隊”は”化物”揃いみたいだから、そんな相手に幾ら魔術師としては最高峰の実力を持っているヴィータでも勝ち目はないわ。」
レグラムでの出来事の一部を思い出したエリオットは表情を青褪めさせ、ある事に気づいたエマは悲痛そうな表情をし、セリーヌは複雑そうな表情をした。
「―――ああ、そうそう。先に言っておくけど、帝国解放戦線のリーダーに”騎神”があるからと言って、レン達が負けるなんて事は絶対にありえないから、”騎神”には期待しない方がいいわよ?」
「何でそんな事がハッキリと言えるの〜?……って、”殲滅天使”には”アレ”があるから、”騎神”とも渡り合えるだろうね〜。」
「レグラムでの別れ際に現れた人形兵器か……」
「名前は”パテル=マテル”だっけ。」
「確かに”パテル=マテル”のスペックを考えれば、”騎神”の撃破も可能でしょうね。」
「しかも”剣帝”みたいな、生身でも戦車どころか”機甲兵”とも十分にやりあえる連中もいるから、”パテル=マテル”に加えて特務部隊の加勢もあったら、幾
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