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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第630話】
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スで指導と言われたが……。 まだまだ時間は掛かりそうだな」

「ま、まだまだやれるぜ! やあぁぁってやるぜッ!!」


 グラウンドに刺さった雪片を引き抜く一夏は叫ぶと、再度エレンとの近接戦闘訓練を開始した。

 ヒルトも直ぐに訓練を開始する、相手は鷹月静寐――。


「ヒルトくん、よろしくね」

「ああ、此方こそよろしく」


 刀と刀が触れ合い、距離を離した二人――先にヒルトが動いた、訓練だから特別な機動はいらない、真っ直ぐ向かい北落師門を振るう。

 鈍い金属音が鳴り響く、近接ブレードで受けた静寐だが勢いを殺せず体勢が崩れる――そのまま近接ブレードを弾き飛ばしてヒルトはその刃を下ろした。


「これで一本かな?」

「っ……。 ま、まだまだやれます!」


 突き刺さった刀を抜き取り、また構える静寐――二本目が開始される中でも学園上空では生徒が輪潜りに必死になっていた。

 専用機持ちではセシリアと未来が飛翔している、輪を潜り抜ける無数の機影――それをグラウンドから眺めていた千冬は小さく笑みをこぼした。
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