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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第629話】
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レットだ、シャイニィはご飯に夢中で気付く事は無かったものの、二人の会話は聞こえてきた。


「白猫? ……やぁん、超可愛いフ」

「ですよね♪ ……でも、何処から入ったんだろう? 学園に居るのは三毛猫か黒猫だけですし……」

「うーん……」


 にゃんこフードを食べる姿を眺める二人、だけどシャイニィは答えない。

 ご飯に夢中だからだ――と。


「ん? 二人ともどうしたんだ?」


 更に現れたのはヒルト、そんな声を聞いて開口一番エミリアは――。


「やん、ヒルトくんお帰りなさい♪ エミリア、凄く寂しかったんだからね……?」


 白猫に夢中だったエミリアも、流石にヒルトには敵わず笑顔を溢した。

 そしてソフィーも――。


「お帰りなさぁい、ヒルトさぁん♪ 京都では大変でしたね……」


 ソフィーも出迎えるが、先の事件でやはりヒルトが気にしてるのではと思い、表情に陰りが見えた。

 そしてシャイニィ――お腹が満腹になったのか缶詰めをそのままにして三人を残し、その場を後にしました。

 時間は七時前、シャイニィは一夏の部屋に戻ると――。


「シャイニィ、何処行ってたんだ? ほら、ご飯だぜ」


 先程食べたにゃんこフードを開けた一夏、既にお腹が満腹のシャイニィはそれを一瞥し、興味無さげに横を通りすぎて持ち主の居ないベッドに身体を丸めて横になりました。

 そんなシャイニィを一夏はというと――。


「うーん、シャイニィって気分屋なのか? まあいっか、ご飯は好きに食べろよ」

「……にゃ(もうお腹いっぱいよ)」


 こうしてシャイニィの朝の散歩は無事に終わりました、次回はどうなることやら……。
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