暁 〜小説投稿サイト〜
生徒会”執行部”と”捜査部” ~舞い散る桜STKとの出会い~
11、十円と事件
[2/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
なとしか…」
もしかして気のせいだった…と思ったけど、チラリと蒼先輩に視線を向けてみるとまだすったもんだやっている。
一刻も早く河野先生から逃げたい蒼先輩と逃したくない河野先生、…としか見えない。
「そんなに気になるなら明日、みんなで畑さんのところへ行きましょうか〜」
「おっイイネ!」
「「…畑さん?」」
春と茨音さんが同時に首を傾げる…が「イッてからのお楽しみん」と言われ「せっかくプールに来たんだしおもいっきり楽しもうよ!」と本来のここへ来た目的を忘れた会長に引きずられプールの中へとダイブ!
バシャァァン。
諷焔学園のプールは屋内に設置されていて、夏は水それ以外の季節は温水と年中いつでも泳げる設計。
春の季節に水着でプールというのは少し抵抗があった春だったが、入ってみると意外と…
「気持ちい…かも」
「でもだからってオチッコ漏らしたらダメダーメよん」
「そんな事小学生じゃないんだからするわけないじゃないですかー。ねぇー春」
「…れす」
「うふふ〜みんな仲良しさんね」
主にはしゃぎまくる会長促され渋々、いろんな遊びに参加させられてばかりだったけど…。
「こおゆうのも…たまにはいい…かも?」
「ほーら風月さんっイキますよ! 稲葉アタック!」「え?」
「ふぎゅ」
「春ーーーぅ!!!」
「「「あははっ」」」
顔面クリーンヒットしたビーチボールはすごく痛いれすが…。
【で】
次の昼休憩。春たち捜査部の面々は新聞部室で、一人の女子生徒と対面中。
「なるほど河野先生ですか。中々いいチョイスですね」
「え? そう? えへへ〜」
「なんでお前が嬉しそうなんだよ」
会長たちが話している相手は、深緑色の髪のオカッパヘアで黒い死んだ魚の様な瞳の新聞部 部長
畑
(
はた
)
蘭子
(
らんこ
)
先輩。二年生で会長たちのクラスメイトらしい。
新聞部だけに情報命で凄腕の情報屋さんらしい。知りたい情報があればまず畑先輩に会えと言われるくらいすごい人らしい。
「見てくださいこれを」
「ん〜?」
ポチポチと畑先輩がパソコンを操作し画面に映し出されているのは、【諷焔学園”裏”掲示板】というタイトルのホラーテイストな感じのサイトだった。
「うちの学園にもこんなのあるんですね」
「はぁ…これって悪口とか書くサイトだろ? 悪口を書く暇があるなら直接本人に言えばいいだろが」
さすが古賀先輩男らしくてカッコイイ。…でも世の中みんながみんな古賀先輩のように強くないのれすよ。
「結構色々書かれているんですよ」
と言いながら畑先輩が掲示板のログを下していく。
----------------
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ