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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
80緊急クエスト追加一丁!
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 ベルゼルグ王国
「もしもし? 革命軍指揮官ですが、天使様ですか? どうも魔法システムが止まってるみたいなんですが?」
 女王様は携帯渡されてた。それも天使直通らしい。

「私はもう天使ではない。グスッ、カズマ様に任務を解任されてしまい、以後の人類は勝手に生きて勝手に死ぬと宣言されてしまった… ひぐっ、ううっ、もう亜人と人類の生活には干渉(鑑賞?)出来ないのだ。ふぇぇ、だからもう、亜人の生活の為に作られたインフラ、魔法システムも環境調整装置も稼働しない」
 ロリ女王様と同じ顔をしているセラフ7と携帯で通話してみたが、常人には理解不能な単語だらけ。それでも天使の使用人には知識と知能、魔力や剣技が与えられているので、その内容を理解した。
「エ?」
 その意味は火山爆発し放題の終局噴火オールオッケー、氷河期も灼熱状態もアリアリ、地震津波起こり放題、すぐにイナゴが大発生して、火山灰で太陽が隠れて夏が来ない年まであって大飢饉起こり放題のアーリア人も生活苦しくて大移動、赤痢コレラペスト流行し放題の、匈奴と呼ばれる程の遊牧民も大発生してみたり西に大移動して虐殺し放題で、中東騎兵団であろうがポーランド騎士団重装歩兵でも軽〜く全滅。
 猫もいない世界なのでネズミも大発生して、小さいカエルもいないので蚊も大発生して、ネズミとノミが媒介するペストでも白蝋病であろうがマラリアだろうが何だろうが流行しまくり。
 以前なら下級天使の防疫部隊が出動して、ペストとかエボラとかヤバイ系の感染症なら、感染してパンデミックした城塞ごと死滅させて燃やして消毒。潜伏期間の赤ん坊でも魔法で治療不能な障害まみれの人生よりも殺傷処理。
 侵入したドラゴン族のウィズとか魔王も友人も、病気では死なないがスーパースプレッダになって病原菌撒き散らすので、持ち出さないように捕まえて消毒治療、他への流行もパンデミックも防ぎ切ったが、その機能も今後存在しない。
 軽く見積もっても現生人類の半数以上は死滅するし、生きていても内科的な薬とか治療魔法に頼って生きているだけの残骸が半数以上。
 月も来て洪水も起こるので、わざわざ高地に住んでいるチリ人とかチベット人みたいな希少民族しか生き残れない。
「え? え〜と?」
 泣いている天使を慰めることもできず、「あ、これ人類全部死んだな」と思いながら対策を考えてみる。
「そこにもカズマ様います? 天使様に解任命令出したクソバカがいたら出して下さい!」
 怒りの炎が燃え上がり、今まで散々世話になって、数万年飼ってもらっていた飼い主に対して「解任」とか偉そうな行動を取った「クソッタレな下僕を電話口に出せ」と言った。
「我らを解任した本物のカズマ様は、魔王城でセラフ1と話している。どうかお前からも我らを開放しないよう、自由に生きるよう言った命令を撤回
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