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生徒会”執行部”と”捜査部” ~舞い散る桜STKとの出会い~
10、天国への階段
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に話聞いてるよー」
と答えてくれたあとまた言い争います。どうして同じメガネっ娘同士仲良く出来ないんでしょう。
「……」
やっぱり春も女の子、自然と目線がいってしまいます。
ふたりとも私よりも大きい…。ぽふぽふと叩いてみても跳ね返る弾力をを感じない…。
「……はぁ」
「…? どうしたの春」
「……グフフ」
「稲田さんキモいわよ?」
「なっキモいとはなんですか……シバさんっ」
「ムカッ、シバさん呼ぶなって〜〜〜「先、行きまふ」
「「え……あっうん」」
ふたりの言い争いはまだまだ続きそうだったので、先にシャワーを浴びにに行くれす。あれは喧嘩するほど仲がいいと解釈でいいんれすかね?
【で】
「つめたっ」
プールのシャワーは冷たすぎるから嫌いだとブツブツ文句を心の中で呟きながら、プールサイドへやって来ると
「イイヨ〜、ミンナ最高ダヨ〜!」
『キャハハ』『会長〜ワタシも撮って撮って〜』『えぇ〜アタシが先よー!』
「ダイジョウブ! ミンナ撮ってアゲルからケンカはノンノンなのだよ」
『『ハーイ!』』
きゃははうふふと盛り上がってる
「…変態がいるれす」「…変態がいるわ」
追いかけて来た茨音さんと同時に同じ言葉が口から出た。
何故か水着ではなく緑色のジャージを着た会長と水泳部員たち(妖艶の)写真撮影会が行われていた。
見なかったことにしてこのまま回れ右をして寮へ帰ろうとした春たちだったが
「おや風月くんたちも来たのだね」
「…蒼先輩」
今回の依頼人、蒼先輩に呼び止められた。そういえば、蒼先輩は水泳部だと言っていたっけ。
「どうも蒼先輩。謎の視線の調査に来ました捜査部です!」
「ありがとう、でもすまない僕のせいでなにやら面倒な事になったそうじゃないか」
あー…執行部VS捜査部の件れすね…あれは確かに傍迷惑な話れす。
「いえ大丈夫ですよ! いつか
執行部
(
いなばつつみ
)
をコテンパンのギッタンギッタンにしてやろうと思ってたので!」
「…茨音さん!?」
瞳をランランと輝かせてポニテが左右にブンブンッ勢いよく揺れているれす…あれは犬の尻尾的役割なのれすか…!
「あははっそうか今年は頼もしい一年が入ったものだね」
「はい! どんどん頼っちゃってくださいね、春!」
「…え?」
なぜそこで私にふる…れす? 急すぎるパスは返せません。
「あら…風月さんに…茨音さんだったかしら?」
「あ…副会長さん」
ばい〜〜ん。…制服という防御壁を失った兵器は水着という布切れ一枚でどう防ぐというのだ、はち切れんといわんばかりだぞアレは…ばい〜〜ん。
「…すごいね」「…れ
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