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生徒会”執行部”と”捜査部” ~舞い散る桜STKとの出会い~
9、その挑戦状謹んで破り捨てます
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としよう!」
「えぇぇぇぇぇ!!?」
私が言いたかったのはそうゆうことじゃな〜〜い〜〜と思う副会長さんに構わず、会長は自分勝手に話を進めて行く。
「勝負は簡単、蒼ちんが納得する解決をした方が勝ち。
執行部が勝ったらボクが出来る範囲でなんでも一人一つずつ願い事を叶えてあげる!」
「まじっすか!」「…なんでも叶う?」「おぉぉすごいでごわす」
盛り上がる三人とは裏腹に
なんでも願いを叶えてくれる…? 彩の出来る範囲内で…?
チラリと古賀先輩を見て
いやいやっ何考えてるの私! 古賀くんなんて今はどうでもいいでしょ! 願いといったら捜査部を廃部にして、彩を生徒会に取り戻すこれしかないわ!
悶々と一人心の中で格闘している副会長さん。
「では会長たち捜査部が勝ったのちは…グフフ」
「さすがはつつみん、グフフ、ボクたちが勝ったらしおかなちゃんのお胸をアレの刑にしょすのだあ〜!」
「…はぃ?」
「副会長をあ、アレの刑だと!? なんてウラヤマけしからん!」
「ねぇ…アレの刑って…「だがまぁいいでしょう。その方が勝負が盛り上がるというもの」ねぇ!」
副会長さんはガン無視で話しはどんどん進んで行った結果
***
「風月さん貴女に挑戦状を叩き出すわ!」
…こうなったと。
「…好きにすればいいじゃない? 貴女たちで勝手に」
まるでゴミを見るような目で茨音さんは執行部の人たちを見つめ春と稲田さんの間に割って入る。
「会長と貴女たちが勝手に決めた揉め事に春を巻き込まないでよ」
「……茨音さん」
かっこよすぎれす…私のヒーローれすかあなたは…。
「副会長のアレは見てみたいですが…その前に貴女、シバさんには負けたくないんですよ!」
「シバさん言うなー!!」
茨音さんにとって【シバさん】はNGワードらしい…。そして彼女を挑発するには最高のワードらしい。
「上等よ! やってやろうじゃない!」
「茨音さん…?」
「貴女たち執行部なんかに私たち捜査部が負けるわけないじゃないわよ!」
「フッフッフー、ノッテ来ましたね? では私たちの挑戦状は?」
「受けて立ってやろうじゃない! コテンパンにしてあげるわ!」
「コテンパンにされるの間違いじゃなくて…ですか?」
「〜〜〜〜っあったまにきた〜〜〜!!! ギッタンギッタンしてやるんだから!」
ああ…茨音さんが壊れた…死語の連発して地団駄踏んで全身で怒りをあらわにしているれす。
[キーンコーンカーンコーン]
「はーい授業始めますよ〜。みんなー席についてくださいねー」
休憩時間終了の音楽が流れ、次の授業の
担当烏丸
(
からすま
)
先生が入って来て教卓の前に立つ。
生徒達はそれぞれの教室、席に戻って行く。そ
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