課外授業のデイウォーカー
対テロ組織特殊対策チーム『D×D』
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界は最悪崩壊してしまうわ」
『・・・・ッ!』
俺とルシファーの告白によりCB以外のメンツ達全員言葉を失う。アザゼルは予想してたから余り驚いておらんが、本来言うはずだった事を俺が言ってしまったのかもしれんな。アグニと666が戦えば世界に深刻なダメージが出るかもしれんし、各勢力の上層部も動き出してるらしいと聞いている。アグニとオーフィスが戦えば被害はそれ以下になるが、今回は起きない事により危険度は少し減ったと。
『アグニとオーフィスを戦わせれば被害が尋常ではなく、元旧魔王派も元英雄派も戦わせようとしてましたね』
『俺もそうだったが、一真の仲間になってから模擬戦で戦えるからな』
「非協力的な所は、今まで『「禍の団」は三大勢力を中心にテロを行っている為、対処もあくまで三大勢力が行うべき』と静観してたようだ。隠匿してたとは言え、リゼヴィムの危うさについて各勢力トップの間で知れ渡っていると聞く。野郎がテロリストとなる存在・・・・最早無視できない存在と言えるだろうよ」
念話してる間、アザゼルがそう言ってたが各神話の神々もアホな考え方を持つリゼヴィムを知ってるからか。流石の他勢力も焦っているようだし、悪魔が他勢力でテロを起こすなら話は別となる。対ドウター戦についてだが、これについては既に非協力的な勢力に話だけ聞いてもらってる状態。するとアザゼルが苦笑しながら言う。
「そんな顔をすんな、お前ら。俺達が他勢力から攻撃を受ける訳ではない。ただ、再び共通の敵をどの勢力も持ってしまった事に問題があるだけだ。一ちゃん達はテロリストの他にも敵が居る事は知っていてもドウターについてはCB諸君に倒してもらいたい」
「任せな。対ドウター戦はどの勢力よりも戦い方を知っているし、テロリスト共はついでだけどな」
「ミカエル様もシャルロット様の代行として、他勢力と交渉しております。シャルロット様はもう天界の神ではなく、創造神様の眷属ですから自由に生きて下さいと・・・・それと我々からの援助を欲している神話体系が多いのですが、そこは創造神である織斑様とミカエル様の指示により落ち着いた勢力はかなりあります」
シスター・グリゼルダの言葉に安心したシャルロット、元神とはいえ天界に居た長だったからか心配事もあったようだ。今は自由を手に入れたんだし、一度死んだ身であるから。するとアザゼルが指を一つ立てた。
「それと一つ、各勢力の首脳から提案されている。吸血鬼二大派閥の領土についてだが、ここに居る一ちゃんが和平協定と停戦協定をした為に一つの中立都市を創ってしまった。守護してくれてるのは、国連軍ルーマニア支部から派遣された治安維持部隊であっても各勢力に不安が残ってしまった。各勢力付近にも国連軍があるけど、普段から知られてないのか守護範囲外とされている」
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