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生徒会”執行部”と”捜査部”  ~舞い散る桜STKとの出会い~
7.四人の変態と一人の不良少年
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ぃぃ!!? 女子の制服を着込んでただとぉぉぉぉ!!?

私がいくら言っても

「桜ヶ丘く〜ん、これ着てみない〜?」
「やめてくださいよ稲田さん。ぼくそうゆうのが一番きらいなんですよ」

と言って着てくれなかった桜ヶ丘くんがこうもアッサリ、しかも私の前なのではなくこのっぱっとでのぽっとでの野郎なんかの前で!

許せない! でもありがとーーーう!! 鼻血ブシャァァァァ!!

「うん女だな、疑って悪かった」

「……あぅ」

「…何もしてないのに倒れていくんだけど」

「「…なに…この状況…」」

「でぇぇ!? お前がソレ言っちゃうのかよ。
 
 はぁ。まじで帰るからなってもう一人いたぁぁぁ! ってこの難いと高さで男だろ!」

またまたまずいぃぃ! 中身の山田は一見強面の凶漢だけど、実は気の小さい非暴力主義者!

さすがにあれを女の子とは呼べない!


【ホント穴だらけの陣】


「あうぅぅぅ〜〜」

「わ…わたす…」

「っくるか?」

「女だすぅぅ!」

山田頑張ってたぁぁぁ! 白粉ぬって真っ赤な口紅ぬって三つ編みの付け髪つけて頑張ってた!

「んなわけあるかァァァ!」

「やまだァァ!」


***稲田side終




「………。じゃあな!」

「よくも私の部員を…こうなったら私がみんなの仇をとる」

「いや…お前はやめたほうがいいぞ?」

「副会長…やめたほうがいいです」

「ほら…部員もああ言ってるしよ」

「確かに私は力・技・スピードにおいて劣っている。…でも知力なら!」

「あ?」

「…国家権力の力ならどうかしらぁ?」

「「「って自分の力じゃねぇ!!」」

スマホを取り出してカッコイイと思ってるのかな、ポーズを決める副会長。仲間からもつっこまれているけどそれはいいんだ…。







                              続く





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