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生徒会”執行部”と”捜査部”  ~舞い散る桜STKとの出会い~
7.四人の変態と一人の不良少年
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ーーーン!! 盛大に名乗りを上げた。

ばい〜ん。ずっと変態のリーダー格だと思っていた人は、生徒会の副会長さんだった。
その隣にはローブを脱ぎ捨てたメガネをかけた女の子とローブをまだ着たままの女の子と壁。

「あ? 神無木?」

「そうよ邪魔しないでよね、古賀くん」

副会長さんと不良少年は知り合いのようだ。あと不良少年は古賀というらしい…ん? 古賀君?

「なんでこいつイジメてたんだ神無木、お前副会長だろ?」

「だからイジメてなんてないわよ! ……ただちょっと用があっただけよ」

「…ようれえすか?」

「そうよ。もうこうなったら単刀直入に言うわ、貴女捜査部を辞めてちょうだい」

「…は?」

捜査部を辞める…なんで…れす?

「貴女が辞めれば捜査部は部員不足で廃部よ」

「…廃部」

脳裏に捜査部のみんなの言葉が浮かぶ
「風月さんは捜査部の救世主だよ!」
「ハルちゃんが来てくれなかったら、捜査部は始まる前に終わっていたわ〜」
「ゲッチュー、サンチューハルゥ!」
みんな嬉しそうにしてた、笑顔だった。

「……廃部にしてどうすんだよ、お前は」

「そんなこと古賀くんには関係ないでしょ、そもそも捜査部は廃部になる予定だったの。
 
 邪魔してきたのはその子なんだから」

「…ぃゃ」

「「……?」」

「嫌れす…捜査部は辞めたくないれす!」

「なっ!?」

初めて自分の意思を誰かに伝えられたような気がする。

「よっし、よく言ったさすがオレの後輩だな」

「ほぇぇぇ!?」

古賀さんに頭を撫でられました。頭がふわふわして顔から火がでそうです。
「よしここから脱出するぞ」っと腕を掴まれ引っ張られます。あ、熱い!

「そうはさせないわ」

また生徒会の人たちの肉ガードで通せんぼしてきます。

「あぁ?」

「女の子には手をあげないわよね…ね? 信じてるから…信じてるわよ…私は…」

いや勝手に信じられてもな…でも確かに女は殴れねぇ…し…と古賀先輩が目を付けたのは、まだローズを着たままの女子生徒。

「…ぁぼく…わたしになにか用ですか?」

「お前…女か…?」

「いやだなぁ女の子ですよ…?」

***稲田(いなだ)side

まずい!

桜が丘くんは一見美少女に見える実はただの美少年……いや”ただ”ってことはないわね? そこがイイ! そこがイイの!

でも美少女ではなく男とバレたら……そこから強行突破されてしまう!


【穴だらけの陣】


「んぅ〜〜〜」「あわわ、あわわ、あわわっ」

「わかりました、これを見てもわたしが男だと!?」

「「…ッ!?」」

鼻血ブシャァァァァ! なに
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