第5話 改訂版(2019/04/30)
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た大変めでたき日。
私達鬼一族から聖上へと忠義の証も兼ね献上したいものがあるのですが、よろしいでしょうか?」
「献上したいもの?それは一体何だ?」
私が神仙へと進化したリムル様にスーパー宝貝を渡す方便を口にすると、リムル様は興味津々といった感じでそう尋ねてきた。
私はリムル様の質問に答える為、輪廻転生写輪眼を発動させ、神威空間で保管していた鬼の忍刀と六道宝具、スーパー宝貝などを出した。
「私達鬼一族が使用する忍具や魔導具、宝貝と呼ぶ特殊な武装の中でも並の魔物が手に持つことが許されない強力な武具や神仙へと進化し膨大な魔素を得た者しか使用できない武具です。
こちらの鬼の忍刀は神仙でなくとも使用できますが使い手次第で上位の魔人を屠れる忍具で、こちらの六道宝具は能力こそ高いものの、動力源である魔素やチャクラの燃費が悪く、手にした者をミイラにしてしまう可能性の高い武具です。
スーパー宝貝に関しましては、神仙でもない者が手にすれば魔素やチャクラが吸い尽くされ、確実にミイラにしてしまう強力な武具です」
「そ、そうか」
「本来、スーパー宝貝は11あるのですが、内スーパー宝貝・雷公鞭並びに四宝剣の所有者は私が勤めさせて頂いております。
そして、スーパー宝貝の中でも危険極まりない禁光?、三宝玉如意、五火神焔扇の3つは誰の手にも触れられぬ場所に封印管理させて頂いております」
「危険極まりないって、どのくらい危険なんだ?」
「出力調整を誤れば世界が滅びます」
「な、成程。それは危険極まりないな、うん。そんな危険物は献上されても困るから、そのまま朱菜が封印管理してくれ。
………ところで献上するということは、神仙となった今の俺ならスーパー宝貝と六道宝具という武具を扱えるということか?」
「はい、その通りです。しかし、現時点の聖上ではスーパー宝貝と六道宝具――特にスーパー宝貝を複数扱うのは難しいと思われます。
武具として所持されるならスーパー宝貝を1つのみ、またはスーパー宝貝を1つと六道宝具を1つ。もしくは六道宝具を3つが宜しいかと……」
「成程。では、スーパー宝貝を1つ所持するとするなら、どれがいいと思う?」
「……聖上の御立場を考えるなら、この太極図が宜しいかと」
リムル様の質問に答えながら私は先端に太極図の付いた打神鞭を差出し、説明を続けます。
「この太極図には大気を操る能力と特定範囲内のスーパー宝貝を含む全宝貝の能力無効化。そして、特定範囲内の宝貝所持者の魔素、チャクラの吸収と収束によ
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