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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
78荒野の決闘
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紅魔族またたび
「エクスプロージョン!」
まず朝食の席でキャッキャうふふしながら、元めぐみん専用カズマに「ア〜ン」して食べさせたり、口移しとかしていた上級生一同が爆裂された。
里の中では爆裂禁止で、建物内だと無効だったり、カズマに向かって爆裂魔法を放つと完全無効なのだが、めぐみんも一応天使の使用人で、王宮とか遺跡とか古代樹とかを爆裂する専用の魔術師扱いなので、自分のコピーカズマにも無理やり認めさせて無効化を解かせて、威力が弱まりながらも爆裂した。
紅魔族は全員ギャグキャラで、魔獣の子孫でもあるので奇跡が起こって何故か死ななかった。
元の王国や国民が機動要塞デストロイヤー君に殺戮されてから踏みしだかれ、国土が焦土になっても準魔獣状態で瓦礫になった研究所からも生き残る民族なので、爆裂魔法一発程度なら無事?出てきた。
全員真っ黒けになって服もズタボロ、アフロヘアになったりパンチパーマになる程度。瓦礫に埋まっている状態から起き上がり「ダメダコリャ」と言って、頭の上からタライでも落ちて来てもっかい倒れ、ドリフのBGMが鳴って場面転換中にアイドルでも出て歌で繋ぐシーンになるような被害で済んだ。
「アクアさ〜〜ん、タスケテ〜〜!」
事情を知っていると言うか、めぐみんに言い含められた通り動いているカズマも、少し芝居がかった声で赤いアクアを呼んで、回復呪文をねだった。
「エクスプロージョン!」
ゆんゆんとコピーカズマ、同級生下級生には怒りのゲージが足りず、半分以上寝言扱いで無効化されてしまったが、それでも全員アフロヘアで炭焼きのヤキトリにしてやる被害は与えて次に向かう。
「さあ、ダクネス、里の外で決闘です」
「うむ、決着を付けよう」
紅魔族の里の門を抜けて歩く二人に、何かマカロニウェスタンみたいなBGMが流れた。 荒野の用心棒で無頼漢?だが、ファンタジー世界の冒険者なので「GUNで決着を付けよう」ではなく、剣と魔法での決闘になった。
それもカズマの正妻の座を奪い合うのではなく、女のプライドを賭けた戦いに赴く二人。
単分子カッターでも切れないローブに身を包み、切れない杖、天使が与えた王の錫杖?どっかの沙織さんかアテナが持っていそうな魔法杖を持つめぐみん。
「私達を騙してカズマを奪った件、まだ謝るつもりは無いんですね?」
ダクネスはカーボン鎧なのか、もっと違う軽い材質なのか、光すら反射しない黒い鎧と剣に身を包んでいる姿はまさに黒騎士。
「ああ、恋愛とは戦いだ、どんな手段を使ってでも先んじたものが勝つのだ」
本来騎士としてはやってはいけない行為なのだが、全裸を見られてからもチラ見せモモ見せパツキンモロ見せまでしたのに、カズマがヘタレ過ぎて遅いにも夜這いにも来ず、ょぅじょに遠慮しているだけでなく、古女房みたいなア
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