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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:3 目指す目標
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ミツキと共に新しいチームを組むことになったミライは2号店で彼女と話していた
「それにしても、U-20かぁ」
ミツキは快くチームを組むことを快諾してくれた、だが目標がU-20チャンピオンシップということもあり緊張した様子だった
「U-20で強い子って本当に強いよね」
そんな彼女を見てトコハも声をかける

Turn:3 目指す目標

U-20チャンピオンズリーグ(旧U-20チャンピオンシップ)
いくつかある普及協会の公認大会の中でも特に規模の大きな大会の一つ
以前ミライが出場していた夏のVFチャンピオンシップと並んでヴァンガードの二大大会と称される
「ただ、予選の開催時期がチャンピオンシップのすぐ後だから、チャンピオンシップに出るファイターのほとんどは出場を見送るのよね、私もそうだったし」
「しかも、プロリーグのスカウトとかも注目しているレベルの高い大会ですし、その分出場資格を得るだけでも大変ですからね」
事前エントリー制のチャンピオンシップと違いU-20は公認店で行われる正式な大会に優勝しなければ出られない
「何より一番大きな問題が………あと一人のチームメイト」
「そう言えば………ミライさんが最後に出た大きな大会ってなんでしたっけ?」
「一月にあったシーズンファイナル、でもあれは個人戦だったから、チームは去年のチャンピオンシップ以来、ねえ?チームメンバーに心当たりとかない?」
ミライの問いかけにミツキはしばし考え込む仕草を見せる
「U-20に出るとなると………ミライさんの方は?」
「心当たりはあるんだけど………」

タツマは自宅で姉のタツミとファイトしていた
「でも、どうしたの急に、今までずっと興味を持たなかったのに」
「別に、どうだっていいだろ………くそっ、また負けた」
ダメージゾーンに6枚目のカードが置かれ頭を抱えるタツマ
「タツマ〜お友達だよ〜」
母親の呼ぶ声に首を傾げるタツマ
「友達?………」

公園のベンチに座るミライとミツキに対してタツマは頭の後ろで手を組んで傍の木に寄りかかっていた
「よく俺の家解ったな、確かに姉貴とクラスメートだっては言ってたけど………」
「うん、お母さん同士が学生時代からの友達で、お父さんの方も」
「ああ、そういや親父、昔でかい大会に出たとか言ってたな」
そう言って手に持っていたジュースの空き缶をゴミ箱に投げ入れるタツマ
「で、俺に何の用だよ」
「私とミツキ、U-20に出るためのチームメイトを探しているの、それで………」
「俺に組めってか?やだね、負けただけで泣いてるような口だけのやつとなんでつるまなきゃいけないんだよ」
「っ」
タツマの言葉に言い返せず俯いてしまうミライだったが
「ちょっと!そんな言い方ないでしょ!ミライさんにだっていろいろあったの
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