127章 All We Need Is Love (愛こそはすべて)
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
て、ほんと、ありがとう!
しんちゃんって、やっぱり、すごい才能があるよね。
わたし、しんちゃんのことが、好きになるばかりだわ!」
「あっははは。貴奈ちゃんの詩がいいんだよ。まさか、ビートルズの名曲の
≪All You Need Is Love≫(愛こそはすべて)と、思わず間違えるような、
≪All We Need Is Love≫ (愛こそはすべて)なんていうタイトルの歌を作るとはね!
驚いたよ。あっははは。
おれもね、こんな世の中を、平和に良くしていくためには、≪愛≫が1番に大切なんだろうなって、
つくづく感じていたところなんだよ。
ビートルズのは、≪All You Need Is Love≫は、1967年のシングル曲で、
ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では、
362位にランクされているんだよね。
あの当時は、世界もまだのんきなムードだったのかな、
テロや格差とかの貧困や自然破壊とかの問題も、
世の中のシステムそのものが、どこか人間的じゃないとか、
疑問視されたりね、そんな現代的な問題の山積も、
あの当時は今ほどじゃなかったから、のんきだったんだよね、きっと」
「そうなのね。ビートルズのころは、いまよりも、平穏だったのかしらね。しんちゃん」
「貴奈ちゃんや今を生きる若い人たちって、問題が山積で、かわいそうだと思うよ、おれは。
ビートルズのあの≪All You Need Is Love≫(愛こそはすべて)の詞の内容は、
≪あなたたちには愛こそが必要≫だって、感じだと思うけど、
いまはそんなのんきな雰囲気じゃないよね。
今度の貴奈ちゃんのデヴューーシングルの、
≪All We Need Is Love≫ (愛こそはすべて)のように、
≪すべてのわたしたちには、愛こそが必要≫なんだよね。
まあ、むずかしいこと言ってごめん。
貴奈ちゃんは、すばらしい詞を作ったよ。センスがあるよ。
おれの曲作りは、なぜか、ビートルズの歌が、頭の中にあって、
ビートルズに似ないようにと、苦労したけどね。あっははは」
「しんちゃんの曲は、ほんと、イカしていて、最高よね。
歌っていても、すごく感情を入れやすかったの。ありがとう、しんちゃん!
あの歌詞は、しんちゃんのことを思いながら、作っただけなのよ。
わたし、しんちゃんのことが、いつまでも大好きなのよ。あっははは」
貴奈は、そう言って頬を紅くする。
「ありがとう。おれだって、貴奈ちゃんのことは、大々、大好きだよ。
まあ、この歌で、貴奈ちゃん、歌手デヴューするんだけど、
デビューシングルとして、オリコンチャートでも、かなりいいとこまで、
ランキングでいけると思うよ」
「しんちゃんの作って
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ