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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第625話】
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ば良いさ! 例えお前に力の資格が無いものだと言われても! 持つべき者の義務《ノブレス・オブリージュ》として俺は戦うさッ!! 白騎士ィィィッ!!」
エネルギーが枯渇する白騎士――粒子砲の十字砲火が白騎士の装甲に直撃――そして、大神之神霧露の斬撃が白騎士を戦闘不能にした。
白騎士の装甲が粒子化され夜空へと四散――意識のない一夏がぐらりと落下しそうになる瞬間、ヒルトはその手を掴んだ。
男を抱える趣味はない――上空約三〇〇メートルとはいえ目撃されたら世界が荒れる、ヒルト自身それは望んでいるわけではない。
陽炎と共に上空から一旦ヒルトは一夏と共に姿を忽然と姿を消す、奇しくもそれは初めて白騎士が目撃された時と状況が似ていた。
違うのは――近くに目撃者がいなかった事、避難する人々がそこまで気を止めなかった事だろう。
後に【白騎士暴走事件】と呼ばれるこの惨劇、報道されたニュースはテロリストが無差別にテロ行為に走ったとして処理される事となる。
だがヒルトは忘れない――亡国機業の非道な行いを。
そして誓う――また白式が白騎士に変貌を遂げ、暴走するのであればヒルト自身の手で討ち取るという事を。
月下の元、白騎士暴走事件は幕を閉じた。
被害総額日本円で約五〇〇億。
死者八名、重軽傷者約七二〇〇人。
それら被害を被った企業や人々に対して、人知れずイルミナーティは金銭的援助を惜しまなかった。
――だがこの事実を知るものは総帥であるウィステリア・ミスト以下数名の者しか知らない事実である。
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