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とある鎮守府の幻想殺し
幻想殺シ建造ス!
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「あぁ、それはな…さっき司令室の場所が分からなかったからそこの子に声を掛けたんだ。そしたら部屋まで案内してくれたんだよ。そのときにな…」

その言葉に二人は納得といった表情を浮かべた。


「それじゃあお二人は顔見知りだったのですね」


「まぁ、それみたいなものね〜」


「名前はしらないけどな」

この子達が軽巡洋艦の艦娘ということは分かってるけど…


「そういえばそうでしたね、私は神通です。川内型の二番艦です。」


「私は龍田よ〜天龍型の二番艦なの〜よろしくね」


「俺は上条当麻だ、一応ここの司令官だ。これからよろしくな」


「上条さんですねこれからよろしくお願いいたします。」


「上条ちゃんと提督って〜どっちで呼んで欲しいかしら〜?」

か、上条ちゃんって…なんか小萌先生みたいだな。


「どっちでも好きに読んでくれて構わねえよ、好きに呼んでくれ」


「うふふ〜分かったわ、それじゃあ上条ちゃんって呼ぶわね〜」


「それじゃあ私は提督と、名前で呼ぶのは少し無礼ですから…」

う〜ん、神通は少し奥手なのか?

その代わりに龍田は結構フレンドリーなのかもしれないな


「それじゃあそろそろ戻るのです。」


「あ、あぁ、そうだな、それじゃ二人とも、また後でな!」


「はい、また後程…」


「じゃ〜ね〜♪」

こうして俺達は艦娘達の部屋を出るのだった。

鎮守府内を歩いている時、俺は電に聞いてみた。


「電、それでこれから何をすればいいんだ?」

俺の問いに電は考え込む。


「う〜ん…今のところ特に出撃も任務も無いですし…
あ!そうなのです!建造がいいのです!」


「建造?新しい艦娘を作るのか?」

その言葉に電は元気よくうなずく。


「なのです!今ここには艦娘が少ないのです。なので艦娘を増やして賑やかにすればきっと司令官さんも楽しくなるはずなのです!」

なるほどな、確かにちょっと静かだもんな


「分かった、そんじゃ建造しに向かうか!」


「了解なのです!工厰はこっちなのです」

電に連れられ俺は工厰に向かった。



_______________________________________________________




「ここが工厰なのです。」

電に連れられやって来たのはいかにも工場と呼べる建物だった。


「ここで建造が出来るのか?」


「なのです!とりあえず中に入ってみるのです」

電に促され中に入っていく。

工厰の中に入ると桃色の髪をした少女が奥から出てきた。



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