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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
「みつるぎ」
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あ近々IS学園であるイベントで使うんじゃないですか? 一応これが最新の状況報告ってことで』

 近々あるイベント・・・・・・ああ、『キャノンボール・ファスト』のことだ、とスコールが思い至る。IS学園で行われる妨害ありのIS競争。それに『ワタツミ』を使う?
 使用目的は予想がつくが、わざわざそんなことをする意味が分からない。これもあの『ブリュンヒルデ』の策略なのだろうか?
 スコールは少し首を捻りつつも会話を続ける。

「そう、報告ご苦労様」

『そろそろ決めてくださいよー。こっちも色々手は回しますが限度がある。あまり大きなものは拾いきれませんからね』

「分かってるわS。そろそろ貴方も準備しておいたほうがいいわよ」

『了解です、ではこれで』

「ふふ、さて、次はどういう手で私たちを楽しませてくれるのかしらね。ブリュンヒルデ・・・・・・織斑千冬さん?」

 おそらく自分たち(ファントム・タスク)に対応できる唯一・・・・・・いや、唯二の片割れの策略をどう潰すか、それを考えるのは今までの困難の中でも最上級のものに他ならない。それが堪らなく楽しい。スコールは心底楽しそうに笑うと作業を進めるために再び端末へと向かった。

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