第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change11:羅刹機人〜Peace and doubt〜
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の護衛兵たちは壊れた学園を直しているところだ。
正直あとで謝ろう、おそらくほとんど壊したのは俺だからな。
だが、サーゼクスたちが結界を維持してくれたので駒王学園以外は被害はないらしい。
しかし、俺のあの姿を見られたことでおそらく俺への疑心が三大勢力の幹部たちにとって大きくなった居るのは間違いない。
それに『貴なる兵器』にインフィニット・ストラトス…正直、俺の世界の技術がこの世界に流れていたのは予想外すぎる…どうやらカテレア乃バックにいる奴らは少なからず一人は俺がいた世界の科学者の一人だろう…しかもかなり有能の。
まあそれに関しては、状況の変化次第ってところか。
今は、校庭の中央でサーゼクス、セラフォルー、ミカエル、ガブリエル、アザゼルが部下の人に指示を出しながら話し合っていた。
恐らくあの会話の中に俺の件が入っているだろう。
どう言い訳したものか…。
「彼女、カテレアの件は我々、悪魔側にあった。本当にすまない」
サーゼクスがそう言うとアザゼルは手を振る。
「俺もヴァーリが迷惑をかけた。未然に防げなかったのは俺の過失だ」
そう言うアザゼル。しかしその瞳はどこか寂しげのように見える。
どうやら、ヴァーリとの間に何かあったのだろう。
「さて、シン君。君にはいろいろと聞きたいことがある…と、言いたいところだが、その雰囲気から察するにまだ話せないようだね」
どうやら俺の考えが読まれていたようだ。
「そうですね。今回の事件が起こったからにはカテレアや襲撃者が使っていたものについて話してもらいたいところですが…あなたにもちゃんとした理由があるのでしょう」
「そうだな。俺としては今すぐ聞きたいところだが、まあ無理に聞き出してお前さんを敵に回すのは勘弁したいしな」
『すまない。本当は話したいところだがいえないんだ。だが俺の目的は今はなせる』
「それは一体…」
俺の目的…まだ一部しか話せてないがこれだけは言っておこう。
『俺はある存在たちを抹消するために動いている。その存在はこの事件に少なからず関与している。俺が今言えるのはそれだけだ』
「そうか、ありがとよ。神無月シン」
『別に礼はいらない。それよりもアザゼル体のほうは大丈夫なのか?』
「ああ、お前さんがカテレアを倒してくれたことでグレモリーの癒しの嬢ちゃんに直してもらったから大丈夫だ。まあ、さすがにもう戦う体力はないけどな」
だが、これでわかったことが一つある。
先ほど、イッセーがこの襲撃団体の名前や俺が知らないことを教えてくれた事でわかったのだが…
『禍の団』奴らにと接触すれば必ず俺の目的の存在たちにつながる重大な情報がつ
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