第4話 改訂版(2019/04/30)
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ーク》の軍勢に襲撃されかねないからな。正確には手を組むっていうより、お前らを傭兵として雇いたいって感じだ。
俺達が支払う対価はお前らの衣食住の保障。まぁ、雇い主と傭兵の関係が続く限り、この町を拠点にして貰っても構わないってことなんだけど……。どうだ?」
「…………我ら大鬼族は戦闘種族故、リムル殿の様な強者に仕え、戦場を駆けることに抵抗は無い。ただ―――」
「お父様、私のことは気にする必要はありません。私もリムル様と手を組むべきと進言するつもりでしたので……」
「そ、そうか」
「……そういえば、朱菜は大鬼族の上位種だったな。俺より格上とは思ってたけど、実際の所どのくらいの差があるんだ?」
「魔素の保有量だけでいえば、最大値が現時点のリムル様の100倍といった所でしょうか?」
「ひゃ、100!?」
私が現時点でのリムル様の魔素量を基準に輪廻転生写輪眼込みの真・六道仙人モードでのチャクラ量を正直に答えると、凄く驚かれました。
「そ、それだけの魔素量があれば大鬼族全員に名付けを行って、存在進化させることもできたんじゃないか?」
「名付けとは力を分け与える行為であり、消費した魔素が回復しないこともある為、軽はずみに行うものではありません」
「えっ!?そうなの!!?」
「はい。というか、名有りの上位魔人でも自身が弱体化する危険性のある名付けは行いません。そんなことを平然とできるのは災禍級以上の存在か、私の特別技能『仙法』の様に大気中に存在する自然エネルギーを吸収することで魔素を回復させられる技能保有者だけです」
「……魔素の回復って、何それ?チート?………一応聞くけど、その『仙法』って特別技能のお蔭で仙術も使えるんだよな?あと、災禍級って何?」
そういえば、私というイレギュラーが介入するまでこの世界には通常のチャクラも仙術チャクラも存在しなかった筈だから説明する必要がありますよね。
それに本来リムル様が魔物の危険度ランクを知るのもドワルゴンと友好的になってからなので、説明する必要がありますね。
「そうですね、仙術には『仙法』以外に特別技能『忍法』の説明もしなければいけないので、順番に説明させて頂きます。
まず、特別技能『忍法』を獲得した者は魔素とは異なるエネルギー―――チャクラというものを生成できる様になります。『忍法』に属する術はこのチャクラを使わなければ発動できません」
「そういえば、大量の家を建ててくれた木遁ってのも、仙術じゃなくて忍術だって言ってたっけ?忍術は『忍法』の技能の一部で、チャクラってエ
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