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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
74勇者降臨?
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かも降臨しちゃって、さっきヤッた分で受胎告知もされて受精着床妊娠。
 ウェディングベルが頭の中でガランゴロン鳴り響いて、白目剥いて卒倒寸前。
「沢山の孫に見守られて、最後は二人で同じ日に手を繋いだまま死ぬんだ。それでお墓も同じ所で眠って、来世もまた巡り合って結ばれるんだ… いいね?」
 完全にクズマに騙されて完落ち、もう立っていられなくなって足もガクガク。
「はい…」
 一言だけ紡いで卒倒して、カズマにタイホされて胸の中に転げ込んで、刑期が永遠の永久就職をした女王様。

「「「「「「「「「「おお〜〜〜〜っ!」」」」」」」」」」
 男たちからは、下衆男に騙されて結婚も出産も、A(キス)〜D(妊娠)を超える、小山田いく提唱の「Z婚」同じ骨壷に入って眠る。まで了承させ来世でも巡り合って二世を誓い合う約束で騙したホストに賞賛の拍手が送られた。
「いやっ、女の敵っ」
「女殺しっ、フケツよっ」
「あんな硬そうな子まで騙すなんて最低っ」
「一体何人の女の耳元で同じセリフを言ったの?」
「近寄ったら駄目っ、妊娠させられるわっ」
 落書きだらけのアイリス姫と大公の娘を引っ張っているクズ野郎だったので、女からは評判最悪だったが、「自分も言われてみたい、落書きされたい」と言う破滅型の変態もいて、拍手まで巻き起こって祝福された。
「いやあ、マイッタマイッタ」

 ゲスマさんが微笑んでいると、鍛冶屋の親父さんまでこいう言った。
「俺の娘もやる、二人共やる、俺はこれから鬼になって山篭りして剣を打つ。だから女房は里に返して一人で行く。兄ちゃんのとこには戦災孤児とか奴隷だった子とか一杯いるんだろ?」
「エ?」
 こんなゴッツイオッサンの娘なので、オーガみたいなゴッツイ娘に違いないので拒否権を行使してみる。
「イエ、ダイジナオジョウサントカ、イタダケマセンカラ」
「俺には分かる、その嬢ちゃんみたいに、兄ちゃんのためなら命がけで革命起こすような女ばっかりだ、サッキュバスも全部命がけだったし、俺は知ってる」
 目が病みきっているサッキュバス親衛隊を連れて「おさんぽ」してしまったので、全員で取り囲んで周囲を警戒して剣に手をかけたまま警護。
 自分の命を盾として庇って殉職する気マンマンの親衛隊に守られていたので、親父さんの目も曲がって「俺は知ってるんだぜ」みたいな目で慕われた。
「一番上の娘もいたんだが、そいつは貴族に召し出されて妾にされたんだ、俺はその娘を救いに… うおおおっ!」
 何かトラウマスイッチを激しく押してしまったようでゴッツイ顔で泣かれた。
 手製の剣や鎖帷子を配って市民に渡し、革命の先頭に立って娘を救いに行ったと思われる親父。
 助からなかったのか、貴族と運命を共にさせられたのか、取り返せなかったらしい。

「では、その娘と
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