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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
73路チュー
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オチャメな親父さんはノリツッコミまでしてくれたが、腕が二本多いキメラにされてしまった。
「やはりお前は石鹸工場に並べ」
まだ単分子カッターを抜いたまま鍛冶屋の親父に迫る女王様。
「それだけはっ、それだけは許して〜〜っ」
今回はカズマが縋り付いて泣き、親父さんの処刑だけは免れた。
「カズマ様、やはりこいつは…」
こんな世界では犯罪行為の路チューをされて、流石の女王様も剣を取り落とした。
「あっ、こんな大勢が見ている前で」
先程大通りを、大勢が見ている前で屍山血河に変えた本人が、顔を赤らめて耳まで赤くなって恥じらった。
「誰でも切りつけちゃ駄目だよ、この人も王様とか王子が憎かっただけなんだ、俺に向かってじゃないよ」
「でも、でもっ!」
デモデモダッテを始めた少女に、教育のためのビンタを入れた。怖かったので(女王様的な意味で)めぐみんに逆ギレした振りをして叩いたのより軽く、ペチンと少し叩いた。
「あっ、あああっ、うわああああああ〜〜〜〜っ!」
カズマにはスパンキングの嵐を降らせていた少女は、軽いビンタをされただけで、この世が終わったような絶望にとらわれて、座り込んで泣き出した。
「駄目だよ、周りの人も言ってるよね?「さっき魔族の死体を積み上げたのはあの女だ」「王宮を爆裂魔法で爆破したのも、魔族軍の司令部を全員焼き殺したのもあの女」だって、もう二度とそんな事しちゃ駄目だよ、今度やろうとしたら、俺が君を殺すよ、いいね?」
泣きながら、自分にとっての神でもある少年からの新しい命令を受け入れ、号泣して話せないので何度も何度も会釈して答えた。
剣技でも魔力でも、レベルが低い冒険者程度では「天使の使用人」に敵うはずが無いが、相手が処刑を受け入れて、愛する人から罰を受けて死を賜る場合は、どんな防御力も関係がない。
泣きじゃくる少女に目線を合わせ、頭を撫でながら言い渡したカズマ。市民からは当然、
「え? あのバケモン泣かすって何者?」
「確か公園に天使が置いた屋敷に住んでる奴だよな」
「貴族の娘でもあの中に逃げ込んだら殺せないって話だ」
「天使とか、革命軍の悪魔の頭領屈服させるって、どんな化け物?」
「魔王を倒した勇者らしい」
と噂されてしまったがキニシナイ。
大通りでは金(菌?)と銀のアクア同士が対抗して、死んでから結構時間が立ったはずの死体を、どちらが多く復活させるか勝負をしていた。
「「ピピルピルピルピピルピ〜〜!」」
荷車に載せられ片付けられた死体、まだ転がっている肉の固まりとか破片、壁や道路に散った血しぶき、水に洗い流されて下水に入った血、全部逆回しで戻り、どんな悲惨な死体でも元に戻る禁呪?で復活「させられた」。
もう運ばれて行った荷車も追いかけ、葬儀場とか土葬、火葬、お焚き上げし
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