暁 〜小説投稿サイト〜
提督していない提督による騒がしい日常
番外編、飛龍(2Pカラー付き)との結婚秘話
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なぁ「駄目、今日は絶対安静、大人しく寝てなさい」...わかった」
俺はベッドに大人しく横になる
「ありがとうな、霞」
俺は素直に礼を言ったが霞は露骨に嫌そうな顔でこう言う
「それは飛龍に言ってあげて、その子あんたに付きっきりだったんだから」
そっか、それもそうだな
俺は勝手に自己解釈し、横で寝ている飛龍を見る
安心したような寝顔で俺の裾を掴んでいる
「今回の騒動で1番焦ったのもその子、看病も何もかもをしたのもその子だからね」
霞はドアを開きながら最後にこう言った
「あんたを1番想ってくれてる子でもあるわね」
それだけ言ってドアを閉める
「飛龍、惚れたのは俺が先だぞ」
寝てる飛龍にそう言って、俺も意識を微睡みに落とした

〜翌朝〜
朝起きると倦怠感も頭痛も綺麗さっぱり無くなっていた
体を起こそうとするとなにやら腕に引っかかっている
飛龍に抱き枕にされているようだ
俺は起こさぬ様に腕を抜き、ベッドから出る
「シャワー浴びなきゃな、今日からは仕事は緩めにしてみるか」
俺は部屋を出た
飛龍に枕を譲ってやって、飛龍の手に指輪を握らせて...
〜現在〜
「んなことがあった」
「えぇ?提督が仕事してて倒れたの?ほんとに?」
雷は半信半疑のようだ
「ホントだよ」
俺は無言で飛龍に目だけでフォローを求める
飛龍は意思を読み取ったのか語り始めた
「いやぁ、指輪があったのはびっくりしたなぁ...あの後起きてから走っていっちゃったもん」
「なにか聞いたのですか?」
「いい質問だね電ちゃん、聞こうと思ったら提督は指輪着けてたからついついこれって私の?って聞いちゃった」
「レディーとしてはプロポーズの言葉が聞きたいわね」
「えっと...あぁ、そう!!俺の隣で「ストップ!!ストォォォォップ!!」えぇー?なんでよぉ〜」
「恥ずかしいわ!!やめろぉ!!」
そんなこんな俺が飛龍を止めているとふと暁がこんなことを言い出した
「蒼龍ちゃんはどうやって結婚したの?」
「聞くか?結構酷いぞ、俺がやった事だけど」
「酷いんだ...まあいいや、教えて!!」
俺は若干ため息を吐きながら話し始めた
「ねだられたからあげた」
「へ?そんだけ?」
俺は首を縦に振る
「なんで飛龍にあげて私にはくれないの?とか言われてな」
「それであげちゃったの?」
「いや、飛龍に聞いたらいいんじゃない?とか軽く言われてさ」
「そのままあげた」
「軽い!!すっごい軽い!!」
駆逐と五航戦は驚愕した
「そりゃ愚痴られるよね」
飛龍は軽く笑いながら言う
「まあそんなことがあったんだよ」
俺は駆逐達の頭に手を乗せて順番にクシャクシャと雑に撫でる
「ほら、用は済んだだろ?どうせなら飯ぐらい食ってけ」
俺は五航戦の2人に顔を向けて

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