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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第613話】
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はお兄ちゃんを交えての四人で写真だね♪ すみませーん」
俺の同意はなく、美冬はお菓子屋さんの店員である奥方様を呼んで説明した。
「あら、良いわよ。 色男さん、ケータイ♪」
「はは……色男って……」
「あらあら? こんなに可愛らしい女の子三人に囲まれてるのだから色男さんでしょ? ――というか、貴方何処かで見たことあるわね。 もしかしたら有名人かしら?」
「え? いや、別に有名人とかじゃないですし――」
ケータイを渡しながらそう言う俺に、一人の店員が近付いてくる。
「お母さん、この子達IS学園の制服着てるから学園の子達よ? それに彼は確か……有坂ヒルト君よ、世界で初めての男のIS操縦者。 織斑一夏君ばかりニュースでやってるけど、本来なら彼が一番ニュースになってなきゃダメなのに」
「あら、そうなの? ごめんなさいね、おばさんISの事はわからなくて、ただ……見たことあるなぁって思ったのよ」
「そ、そうですか……」
何か変な感じだ、こうやって俺を知る人間に会うのは。
「お母さん、私が代わりに撮るから向こうの谷口様のお相手してください」
「あら、谷口様が? わかりました、任せますよ綾さん」
俺の携帯が綾さんと呼ばれた女性に手渡された。
その間に美冬と美春は俺の腕に抱き着き、シャルは俺の前に立つと身体を預けるように凭れ掛かる。
「ふふっ、お母さんの言う通り色男さんね、可愛い子達に囲まれて♪」
「は、ははは……」
「じゃあ撮るわね? はい、チーズ♪」
何とか撮り終えると綾さんは俺の携帯を返して接客に戻っていった。
「じゃあヒルト、後でちゃんと送ってね?」
「そうだよ? 振り袖何てレアだし、お兄ちゃんも目の保養になったでしょ♪」
「美春にも送ってね? んじゃ、美春はお団子食べまーす♪」
言うが早く、美春はみたらし団子を頬張る。
俺も一串だけ食べると連絡が来た未来達の元へと向かった。
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