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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第613話】
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のだが――。
此方が仕掛ける今回の作戦、上手くいかなければ京都での市街地戦になるかもしれない。
そうなれば民間人にも危害や被害にあう可能性が高くなる。
「これ以上の戦力は……」
「申し訳ありません、政府からの通達ではこれが限界であります。 これ以上の戦力投入は民間からの抗議の対象になるやもしれないので」
仕方ないのかもしれない、逆にこれだけの戦力を出してもらった事を感謝しないといけないと思った楯無は。
「いえ、此方こそありがとうございます」
そうお礼の言葉を言った楯無、互いに握手を交わし、早速作戦を練り始めた。
「ヒルトっ、こっちこっち〜」
俺を見つけたシャルが元気に手を振っていた、美冬と美春も合わせて手を振る――のだが三人ともになんと着物姿になっていた。
「お兄ちゃん、遅いよ?」
「そうだそうだ! 遅かったから美春達、着替えたんだからね!?」
色はシャルは橙色、美冬が白で美春は青の振り袖だ、秋の紅葉柄だがシャルは枝付きのあしらい。
美冬は吹き寄せ柄の紅葉、そして美春は絽紬の小紋柄だ。
「えへへ、このお菓子屋さんで着物体験サービスやってたんだ♪ 着物に合わせて僕達も髪を下ろしてみたんだけど、どうかな?」
「へへっ、似合ってるでしょ、ヒルト♪」
「お兄ちゃん、綺麗所三人が着飾ってて似合わないって事はないよね?」
もちろん綺麗に着物を着こなしている、髪も全員下ろしていて悪くない。
「あぁ、皆似合ってて綺麗だよ。 これ以上言葉に出来ないぐらいさ」
率直な感想、着飾らない言葉を述べる俺に、シャル、美冬、美春は――。
「えへへ。 何か凄く嬉しいな……僕」
「もう、お兄ちゃんの感想率直すぎ! ……嬉しいけどね……♪」
「へへっ、ヒルトに綺麗って言われるの、私好き!」
三人共々そう言う――ここで悔やまれるのがカメラが無いことだろう、いや、ケータイでとるんだけど。
「せっかくだしこれで撮らないか? 一人で写ったのと三人で写ったのとを撮りたいが」
ケータイを取り出して見せると嬉しそうに頷いたシャル達。
「そ、そうだね。 えへへ……カメラマンさん、可愛く撮ってね?」
「勿論いいよ♪ 後でちゃんと送ってね、お兄ちゃん♪」
「美春も撮っていいよ! 普段着れないもん、結構窮屈だし、こんな時じゃないとね」
許可も得たことで先ずはシャルから――ケータイのカメラ機能を起動させて向けるとはにかむような笑顔を見せた。
「じゃあ撮るぞシャル? はい、チーズ!」
連写機能で十枚撮る――ここでシャルは何故か不思議そ
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