第24話
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”っ!お願いしますから、俺の事をその呼び方で呼ぶのは勘弁してください、レン皇女殿下………」
「………私を引き取った件といい、マスターの思考はますます理解できません。」
「ハア……全くこの娘は。父上達に育てられたのに、何故あんな性格になったのでしょうね………」
「フフ、ですがレン皇女殿下の仰っている事も強ち間違ってはいませんね。」
一方レンの指摘に唸り声をあげた後疲れた表情で答えたリィンの様子を見たアルティナはジト目で呟き、リィンをからかっているレンの様子に呆れているサフィナにセシリアは苦笑しながら指摘した。
「クスクス……それじゃあ、次は”副将”の出番よ、フォルデお兄さん、ステラお姉さん。」
「御意。という訳でステラ、まずはお前から自己紹介な。俺は基本オマケで”副将”としての主な仕事はお前に任せるつもりだしな。」
レンに促されたフォルデは答えた後ステラに先に自己紹介するように促し、フォルデのステラに向けた発言を聞いたその場にいる多くの者達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「先輩も”副将”に命じられているのですから、ちゃんと”副将”としての仕事をして下さいよ、先輩……」
リィンは疲れた表情でフォルデに指摘した。
「フフ…………――――メンフィル帝国軍所属”特務部隊”の”副将”を務める事になったステラ・ディアメル特務大佐と申します。以後お見知りおきを。」
一方その様子を苦笑しながら見守っていたステラはアリサ達を見回して自己紹介をした。
「!?」
「”ディアメル”だって………?まさかとは思うが君は”ディアメル伯爵家”の関係者なのかい?」
ステラの自己紹介を聞いたマキアスは血相を変え、オリヴァルト皇子は眉を顰めた後驚きの表情でステラを見つめた。
「”ディアメル伯爵家”……?オリヴァルト皇子が知っているって事はもしかしてエレボニアの貴族?」
「うむ………――――”ディアメル伯爵家”。”四大名門”に次ぐエレボニアの名門貴族の一角だ。」
「ええっ!?し、”四大名門”に次ぐエレボニアの名門貴族!?」
オリヴァルト皇子の言葉を聞いて首を傾げているフィーの疑問に答えたラウラの答えを聞いたエリオットは驚き
「へ〜、なるほどね〜。そう言えば”ディアメル伯爵家”の末娘がメンフィルに亡命した可能性があるって推測されていたけど、ホントにメンフィルに亡命していたんだ〜。」
「ミリアムちゃんはステラ特務大佐の事について、何か知っているのですか?」
興味ありげな様子でステラを見つめて呟いたミリアムの言葉を聞いたエマはミリアムに訊ねた。
「うん。”ディアメル伯爵家”も”貴族派”で、しかも”貴族派”の中でも”四大名門”に次ぐ有力貴族だから、当然”情報局
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