第24話
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〜パンダグリュエル・パーティーホール〜
「な――――」
「「!!」」
「あんた達は……!」
「バ、バリアハートの時の……!?」
リィン達の登場にオリヴァルト皇子は絶句し、セリーヌとエマは目を見開き、サラ教官とアリサは驚きの声を上げてリィン達を見つめた。
「ほええええ〜っ!?メンフィル軍の竜騎士軍団の団長どころか、”姫君の中の姫君”や”蒼黒の薔薇”まで特務部隊の隊員なの〜!?」
「しかも”剣帝”に加えて”魔弓将”までいるね。」
「なるほど………プリネ皇女殿下達の所在について後で私達も知る事になるというレーヴェ様のお言葉は”こういう意味”だったのですか………」
特務部隊の中にサフィナやプリネ、ツーヤがいる事を確認したミリアムは信じられない表情で声を上げ、フィーは真剣な表情でレーヴェとエヴリーヌを見つめて呟き、シャロンは静かな表情で呟いた。
「リィン!?それにエリゼお嬢さんまで……!本当にお前さん達もさっきの”殲滅天使”の話で出て来た”特務部隊”の一員なのか!?」
「うふふ、エリゼお姉さんはともかく”総大将”のリィンお兄さんをただの兵隊扱いするのは間違っていると思うわよ?」
「そ、”総大将”って……!」
驚きの表情でリィンやエリゼを見つめて声を上げたトヴァルの疑問に答えたレンの答えを聞いたエリオットは信じられない表情でリィンを見つめた。
「クスクス、まずは自己紹介をしてもらえるかしら、リィンお兄さん。」
「わかりました。――――改めて名乗らせてもらう。”特務部隊”所属リィン・シュバルツァー特務准将。若輩の身ではあるけど、”特務部隊”の”総大将”を務める事になった。もし貴方達が”特務部隊”の指揮下に入るのであれば、仲間として歓迎する。」
レンに促されたリィンは自己紹介をし
「なっ!?じゅ、”准将”だって!?」
「クレア大尉どころか、”少佐”であるナイトハルト教官の軍位よりも上の地位だな……」
「はい……”特務准将”ですから実際には佐官クラスだと思いますが、それでも私やナイトハルト少佐よりも遥かに上の軍位です。」
「彼の余りにも早い出世は恐らく今回の戦争による手柄なのだろうな……」
リィンの自己紹介を聞いたマキアスは驚き、真剣な表情で呟いたラウラの言葉に頷いたクレア大尉は信じられない表情でリィンを見つめ、アルゼイド子爵は静かな表情で呟いてリィンを見つめていた。
「……レン君、何故リィン君が”特務部隊”の”総大将”を務める事になったのだい?見た所他にも”総大将”を務める事ができる人物が何人かいるようだが………」
「うふふ、色々な理由はあるけど一番の理由は今回の両帝国の戦争で、エレボニアに
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