暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
3章 時空管理局登場
時空管理局そんな組織は知らないから話なんて必要なのかな
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・スクライアです」
「綾、南條綾」
「高町なのはさんとユーノ・スクライア君と南條綾さんね」
自己紹介から始まり、なのはとユーノはこれまでの経緯をリンディとクロノへと話し始めた。
「そうですか。……あのロストロギア、ジュエル・シードを発掘したのはあなただったんですね」
「……はい。それで、僕が回収しようと……」
リンディの言葉にユーノが申し訳なさそうに顔を伏せる。
「その考えは立派だわ」
「だけど、同時に無謀でもある」
リンディは変わらない笑顔でユーノを賞賛する。
だが、クロノは真剣な表情で腕を組み、厳しい口調でそう言い放った。
ユーノは僅かに悔しさを滲ませる。
「あの、ロストロギアって、何なんですか?」
「遺失世界の遺産。……って言ってもわからないわね」
なのはの質問にリンディは丁寧に答えていく。
説明によると、ロストロギアとは過去に何らかの要因で消失した世界。
もしくは滅んだ古代文明で造られた遺産の総称である、
やはりアーティファクトだったのか
古代遺産のマジックアイテムか
確かに無謀と言われても仕方ない
なのはが考えていると、クロノが口を開く。
「使用法は不明だが、使いようによっては世界どころか、
次元空間さえ滅ぼすほどの力を持つことになる危険な技術……」
「然るべき手続きを持って、然るべき場所に保管されていないといけない代物。
あなたたちが探しているロストロギア、ジュエル・シードは、次元干渉型のエネルギー結晶体。
いくつか集めて特定の方法で起動させれば、
空間内に次元震を引き起こし、最悪の場合、次元断層さえ巻き起こす危険物・・・」
「君とあの黒衣の魔導師
金髪の少女がぶつかったときに起こった振動と爆発。あれが次元震だよ」
やはり見ていたのか
「そんなことが起こらないために、私たち管理局がいるのよ。
過ちは繰り返してはいけないの」
リンディはそう言うと、少しお茶を飲み、なのはとユーノへと静かに告げる。
「これよりロストロギア、ジュエル・シードの回収については、時空管理局全権を持ちます」
「「え……?」」
まぁそりゃそうだ!それがお仕事だし
リンディの言葉になのはとユーノの二人は唖然となる。
そこに畳み掛けるように、クロノが静かに話す。
「君たちは今回のことは忘れて、それぞれの世界に戻って元通りに暮らすといい」
「でも、そんな……」
「次元干渉に関わる事件だ。民間人に介入してもらうレベルの話じゃない」
クロノって本当に頭は固いけれど
すごく優しいやつだと思う
少し言葉はきついけれど、普通ならもっと厳しい口調って思うのだけどなぁ
「まぁ、急に言わ
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