第03話:魔法覚えて有名人!?
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からは、父上にゴーレムの作り方を習ったり、母上に回復魔法とか秘薬の調合とかの基本を教えて貰ったりで、2ヶ月があっという間に過ぎたのでした。
それから、さらに半年が過ぎた頃、僕の魔法訓練が想像以上に早く進んでいるため、そろそろ自分の部屋があった方が色々と良いだろうと両親が僕に部屋をくれました。
20メール四方はある大きな部屋ですが、ここにベッドや机、ソファーに本棚に秘薬の実験器具などよく使う物を置くと、恐ろしいことに少し狭く感じてしまいます。
日本にいた頃住んでいた家ならすっぽり入ってしまうような広さなんですけどね。とても3歳児の子供部屋には見えません。
それから専属のメイドもつきました。アニーと言って17歳の娘でとてもかわいい顔立ちの身長150サントくらい。栗色の髪に茶色の瞳でメリハリのあるナイスバディーです。
良く気がつく優しいお姉さんといった感じで、生前の日本では考えられない事ですね。
僕はメイド喫茶とやらにも行った事がなかったので、リアルメイドさんはハルケギニアに来て初めて見たわけですが、自分専用のメイドさんなんて夢でしか見られなかったような体験です。
部屋を貰ってまずやった事は、神様から貰った持ち物の確認です。
ドアにロックの呪文を賭けて窓のカーテンも閉めます。覗き見されないように異常のない事を確認してから『王の財宝』を出してみました。
まずは64式小銃です。僕が自衛隊にいた時に主に使っていた自動小銃です。
その前に使っていたM−1カービン銃の方が軽くて良いのですが、この64式小銃は今の僕にはかなり重いです。レビテーションが使えて良かったですよ。
この銃は少し重いことが欠点ですが、癖も少なく使いやすい銃でしたので大きくなったらどうしても使いたいと思っています。これでも隊内での射撃大会や群、方面隊などでの射撃大会でいつも優勝していたんですよ。200〜300メール位なら確実に当てられますから、魔法の届かない遠距離からメイジの無力化もできます。箱形弾倉も7.62ミリ弾薬も確認しましたが錆もなく問題無いようですね。
銃剣は未使用品のようなので使う前に良く研がないと行けませんが、これは後で良いでしょう。本当に固定化の魔法って助かります。どこにも故障らしいところは見つかりませんでしたから。
一旦64小銃を元通りにしまってから9o拳銃を出します。
こちらは自衛隊の幹部が使うものでしたから当時は余り持った事がなかったのですが、僕個人としては好きな拳銃です。コピーの元になったベレッタの初期モデルは僕が最初に買ったモデルガンでしたからね。フィンガーガードがあって持ちやすくって命中率も良いんですよ。こちらも一通り確認して戻します。
そんな感じでごそごそ持ち物確認をやっているとあっという間に時間がたっ
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