暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
2章 ライバル魔道師登場
黒衣の魔道師現る
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うん、すぐ近くにあるね]

[僕も感じました]

 綾の念話に二人は即座に反応を示した。
なのはとユーノの二人も近くで魔力反応があったことに気付いていたようだ。

[どうしよう?なのは]

[どうしよう?綾ちゃん]

[流石にアリサとすずかにばらすわけにもいかないよね]

 今、この場には魔法とは全く無縁であるアリサとすずかがいるため、
俺のことなら知っているので話をすれば理解をしてくれるが、
なのはの魔法のことはいっていないので綾もうかつには動けないと判断していた。

[――そうだっ!]

 すると、ユーノが突然叫んだかと思うと、
一人で森の中へと駆けて行った。
綾はユーノが走って行ったのを見て、なるほど、と静かに頷いた。
なのはは一瞬困惑していたが、理解したようだ。

「あれ? ユーノ、どうしたの?」

「うん。何か見つけたのかも。……わたし、ちょっと探してくるね」

「一緒に行こうか?」

「大丈夫。すぐに戻ってくるから、待っててね!」

 ユーノが思いついた作戦とは、現在、
動物の姿をしているユーノは自由に動けるため、
ジュエル・シードの方へと向かい、
それを心配したなのはが追いかけるという、
単純なものであった。
そして、作戦通りになのははユーノの後を追っていった。

[二人で大丈夫?]

[大丈夫! うん、でも何かあった場合はお願い!]

[よろしくね。無理はしないでね?]

[うんっ!うん!]

 なのはの元気な声を聞き、
綾は念話を終えた。
今までの実績もあるし 二人ならば大丈夫だろうと思い、
綾は残っていた静かにお茶を飲み干した。
お茶を飲み干したときに気づいた
なのは以外のなのは達の魔力パターンを感じる。
俺となのはの基本魔法系列が違うからか気づくのが遅い。
ティアをもらってから少しずつではあるが以前よりは速くなっているのだが

ユーノの説明だとなのはの魔力はユーノの世界でも5%以下ぐらいしかいないと言っていたのだが
感じからすると同じぐらい
経験から言って多分なのはの方が分が悪いと感じ
そして多分まだ終わっていないはずだと思い、アリサとすずかに了解を得て席を外した。
俺自身も現場に行くことに決めた
連絡がないことも気になる。

 ご丁寧に結界が張ってやがる。
俺は結界の入り口に立ちア・ルカーラの呪文を使い結界の中に入る。
これは瞬間移動呪文のひとつで
BASTARDによると術者のいる空間と転位したい空間を取り替える
(つまり相転位)
することにより瞬間移動できると思われる。それで俺は誰にいも怪しまれずに中に入った。

 なのはと黒いマントをした金髪魔法少女が交戦している中、俺は乱入しようとしたら

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