課外授業のデイウォーカー
神器無効化能力×対クリフォト&ドウター戦
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されるとは」
「私もこの結界が何であれ、破壊出来ない以上術者を探してましたが不可能だと思いましたよ。吸血鬼である誇りすら感じずに邪龍へなり、想定外な出来事が起きてから困惑状態でして。リゼヴィム様の『神器無効化』が効かない以上、未来予知でもしてたのでしょうか?」
神滅具ってのは一つの理、真理を根底から揺るがしてしまい、新たな選択肢を与えてしまう今風で言えばチャンスを与えてしまうみたいな。所有者や周囲一帯に居る者達にも選択肢を選べる状況へ進んでしまった。幸い、俺や俺周辺に居る者達も新たな選択肢を与えてしまったがある意味でちゃんとした使用してる。自分で言ってみても訳分からんとは思ったが。
「さてと、お前とはサシで勝負したかったんだ。隠し球でも持っているんだろ?」
「ええ、持っていますよ。出でよ『赤龍帝の籠手』ッ!」
ユーグリットの右腕に見知った籠手が出現すると同時に禁手化もしやがった。赤い閃光放ちながらユーグリットがオーラに包まれていき、そこには全身鎧着たレプリカ禁手化。本物との違いは所々に銀色が混じってるが、赤龍帝の鎧と同じだと思っても本物には勝てんと思う。
「それは俺と同じ赤龍帝の鎧だが、見た目でレプリカのようだが」
『レプリカだと!あり得ん、神器を複製するなど出来る訳がない!アザゼルですら不可能なのだぞ!?』
冷静に分析してるとドライグが興奮気味になっていて、驚愕と共に神滅具は唯一の代物で亜種でない限り二つも存在しない。ヴァレリーのは三個でワンセットってのは、流石の俺でも驚いたが。
『・・・・お前らの研究はそこまで行き着いたというのか!?いや、あり得んな。シャルロットの力すらも逸雑する行為だ!』
「ええ、その通りです。流石にゼロから作る事など出来ません。ただし元となる代物があれば話は別でしょう。織斑一真は気付いたようですがね」
『相棒、どういう事だ?』
「恐らく奴が指示を出したのだろうな、次元の狭間にて神殺しの毒で滅んだ。いや滅びかけてから龍門で召喚されたが、次元の狭間にて俺の肉体の欠片を回収して聖杯から赤龍帝の魂と神器の情報を両方抽出したのだろうな」
『何と!ではあそこにはもう一人の俺がいるのか?』
「その答えは外れですよ。流石にドライグの魂までは複製できませんでしたし、創造神の情報すらなかったです。あったのは赤龍帝の籠手のみでしたが、レプリカの鎧を形成ぐらいは可能でした。デメリットとして、この神器を動かすには毎回名だたるドラゴンの魂が数体分必要でした。強力な分コストは最悪に近いです。さあ、赤龍帝同士でやり合いましょうか。貴方の言うようにサシで勝負しましょう」
構えるユーグリットに答えるように俺も構える、そして先に飛び出したのは本物の俺である。残像を残しながら進んでい
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