課外授業のデイウォーカー
神器無効化能力×対クリフォト&ドウター戦
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されてないからリリスでも防御できてなさそうだ。ま、黒の駒入れてるし別外史からやって来たリリスでさえ攻撃可能な存在はまさに無限の龍神って感じ。
「リリスちゃんに怪我無さそうだし、それぐらいにして見せたいものがあるのよ」
指を鳴らすリゼヴィム。すると最下層の祭儀場の宙に立体映像が出現するけど、これは俺らが持っている投影型の映像を映す端末と変わらないようだな。外の風景を映し出したようだ。
「さて、あれがどこだか分かりますかねぇ?」
そう楽しそうに訊いてくるリゼヴィム、まだ口元が血で流れてるけどヘラクレスが放った三連衝撃拳はとある外史に居た人物の技を教え込んだ技。並大抵の者には使えんが、体術が使える凪も教えてるし、ヘラクレスぐらいの巨体ならアレ以上でも放てると思う。無限衝撃拳を使えるのは今のとこ俺だけだが、町らしきのが見えるようで中央に城が確認できる。
「ほう、あれはカーミラ側の城下町だな」
リゼヴィムは大いに頷いた。
「その通り、カーミラの城下町でございます!さて、これから起こるのは楽しい楽しいライブですぞ〜俺が今から指を鳴らすと・・・・」
そう言いながら指を鳴らした。
「大変な事が起きます。予想できます?破壊?うーん、限りなく正解だけど、ちょっと違う!」
警戒するグレモリー眷属だが、俺はここで通信機をはめてからある事を伝えた。それと同時にCB側にも通信機はめた事により理解したが、グレモリー眷属とアザゼルだけは現状況が分かっていない。しばらく経つと雪の風景が見えてくるようで、黒いドラゴンみたいなのが出てくる。アレは邪龍量産型で、禍々しいオーラを放つドラゴンがカーミラの城下町に出現したようだ。
「謎の黒いドラゴンが大量に町に出現しました!ここからあの子達が大暴れしちゃいます!おっ、早速火を噴いた!ってえ?何で町に当たらないの?何かの間違い?」
『ゲオルグの禁手化ですか?』
『ああそうだ。第一の間に行く前に野暮用だと言ったが、あの時から霧のような結界をな』
リゼヴィムの予想通りなリアクション見ながら朱乃が確認してくるし、映像見る限り見た目が邪龍量産型が町に向けて攻撃を開始したとしても『霧の中の理想郷(ディメンション・クリエイト)』により結界装置を三つ創って駐屯地にある。奴の予想だと各城下町はドラゴンに襲撃される光景を見る予定らしい。邪龍量産型が城下町に入ろうとしても跳ね返されるが、アザゼルはリゼヴィムに問い質した。
「どういう事だ!?リゼヴィム!」
「カーミラにもな、ツェペシュの甘言・・・・弱点の無くなった体が欲しい吸血鬼は居るってね。ソイツらには裏でカーミラの情報を流すように契約しておいて、体を強化してあげた訳だ。・・・・けど、ここからがポイントッ!彼らは改造されまくりで
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