子供編
兄上はそのままで!
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??恥ずかしい。思わず3人に抱きついてしまった。(汗)
とりあえず、離れよう。
なのに、離して〜ラインハルト兄上〜。くっ苦しい。
力、強すぎる!死ぬ〜。
しかもなんか、つぶやいているし〜。
「クラウディアが俺を頼った!(嬉)」
………。
ラインハルト兄上!あなた、どんだけシスコンなんですか!
しかも、頼ったって………。
私、ラインハルト兄上を頼ったことなかったけ〜。
………。なかったなぁ。
まぁ、それは置いておいて、苦しいっ。
周りを見てくれ??ジークもレオンもこっちを見ながら苦笑しているよ!
恥ずかしい!
アンネローゼ姉上も笑ってないで、止めてください!
誰か………この獅子止めてくれー!!!!!
あれから、30分が経ちました。
やっと、ライオン兄上いえラインハルト兄上が、離してくれました。
頬を赤く染めて。
可愛いけどね、ラインハルト兄上、男ですよね?
何で私より可愛いんですか?嫌味でしょうか?
おっと、錯乱してしまいましたね。
落ち着いて、深呼吸。
未だカオスな空気を改めるため、
手を叩きました。
「えーと、それでは、説明しますね。
多分、アンネローゼ姉上が、後宮入りしたら、イジメが起こります。
これは、決定事項ですね。
次に、皇帝陛下がアンネローゼ姉上を寵愛した場合、家族にも会わせないパターン。
ジークやレオンと会わせないパターン。
私まで、後宮入りするパターン。
アンネローゼ姉上と近づくためにラインハルト兄上や私、父上と婚姻を結ぶパターン。
これは、利用されるパターンですね。
寵愛が酷すぎて殺されるか、人として生きていけなくなるパターン。
まぁ、とりあえずこのぐらいですね。
対抗策は、ほとんど、ありません。
対処するには、アンネローゼ姉上を貴婦人にして、ラインハルト兄上、ジーク、レオンを紳士にします。
簡単に言えば、教養を身につけるということですね。
これが、一番優しい方法。
一番速い方法は、ラインハルト兄上がやろうとしている方法ですね。
アンネローゼ姉上、申し訳ありませんが、席を外して下さい。」
ラインハルト兄上は金髪の有翼獅子の名にふさわしい覇気で
「俺が、ゴールデンバウム王朝を倒す。俺が皇帝になる。」
「ええ、その通りです。ですが、その方法だと死ぬ確率が高いですが良いのですか?」
「構わない。クラウディアが、父上が姉上がキルヒアイスが、レオンが死ぬのに比べたら全然マシだ。
それに、宇宙を駆けてみたかったからな。」
と、少し頬を赤らめていう。
私は、思わず、ふふっ。と笑い
「わかった。じゃあ、ラインハルト兄上はそのままで!
ジークとレオンは、私の言う通りにしてくれる?」
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