第二十七話 リリカルクエスト4
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
100%罠だと思う方向へ向かう力たち。
すると辿り着いたのは巨大な宿屋だった。
「うわ〜・・・またいかにもボスとかが出そうな宿屋・・・」
・・・その予感は当たった。
「アー!ッハッハッハ!!電光散らしてボク!登場!!」
宿の屋根からのいきなりの名乗りに着いていけない勇者ご一行様。
「ム!なんだ!?その反応は!ボクは暗黒騎士三姉妹の三女!暗黒騎士レヴィ・ザ・スラッシャーだぞ!強いんだぞ!!」
あまりにも間の抜けた挨拶に勇者ご一行様は見なかった事にして・・・
「む!なんだ!?そのボクの事を馬鹿な子だと思った目は!」
「ほぉ・・・よく分かったな青チビ」
レヴィを思いっきり見下した目で見る北斗。
「むかあああ!!ボクの実力思いしれい!!」
怒りまくって北斗に飛び掛るとあっさりと摘み上げられたレヴィ。
「離せ!ハゲ!!ハゲ蔵!!「ソーダ飴食うか?」しょうがないな!そこまで言うならもらってあげよう!はむはむ・・・」
ウザそうにレヴィを摘み上げならがソーダ飴を渡す北斗。
「流石北斗・・・チビを手懐けるのが上手い・・・てか・・・ハラオウンのコピーの癖に何でこんな能天気なんだ?」
「・・・本物に一番欠けてる部分だからじゃねえか?」
襲撃に来たのにも拘らずあっさり北斗に手懐けられてしまうレヴィだった。
その時だった。
「聞こえたぞ!!勇者一行!!」
宿の屋根から現われたのは実質的に世界の99.99999%を征服した暗黒騎士フェイトと暗黒剣士フェイト(Dフェイト)だった。
「勇者一行!我が妹を返して貰おうか!!」
北斗達に向かって叫ぶ暗黒騎士フェイトだが・・・
「うるせえな・・・さっさと連れて帰れよ・・・」
「どうぞ持って帰ってくださ〜い♪」
「やっほ〜♪お姉ちゃんズ〜♪」
暗黒騎士フェイトに返す気満々の勇者ご一行様。
鬱陶しいからさっさと帰ってほしいのだろう・・・
あまりにも緊張感の無い様子に・・・
「貴様ら!これじゃ!真面目に演出してきた私が馬鹿みたいじゃない!!責任とって死ねえええええ!!!」
そう言って暗黒剣バルディッシュを構えて勇者力に突撃する暗黒騎士フェイトに・・・
「飛鳥・・・何で浮気してるのかな?カナカナカナ」
「え!?フェイト!落ち着いて!!ぎゃあああああああああああ!!」
暗黒剣士フェイトにおっかけ回されるD飛鳥。
「はぁ・・・またこのパターンかよ・・・」
「はむはむ♪ボクも新が居ればな〜♪」
ウザそうにソーダ飴食べながらレヴィの相手して見物している北斗。
「死ね悪魔!真っ二つだぞ!!」
「うわあ!!」
買ったばかりの剣(全て安物
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ