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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第605話】
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わあっ、何か秘密の会話が出来そうだねっ!
〉ティナ:そうね、ルーム主が部屋を作ってゲストを招く事も出来るっぽいし。
〉鈴鈴:ふーん、てかティナって詳しいじゃん。
〉ティナ:そんなに詳しくはないわよ? まあでも、チャットは経験あるし、部屋も作った事あるから。
〉セシリー:そうなのですか? ……というか、何だか文字で会話だ何て、慣れませんわね。
〉フューチャー:メールみたいなものだよ。 メールをリアルタイムでやるって思えば大丈夫。
〉ソフィー:そうですよ! というか、皆さんとこうして話せるの、嬉しいです!
〉のほほん:ほわぁ、そふぃそふぃ、嬉しいこと言ってくれるねぇー。
〉りおりん:てかさ、これってヒルトに見られたりしないのか?
〉シャル:うーん、ここから見る限りじゃ、気付いてない気がするけど……。
〉ティナ:でもログ記録は残りそうよね。
……授業中だが、コミュニケーションツールとしても悪くなさそうだ。
授業は続くが、ルーム内会話も続いていた、しかも新たにルームが出来ていてそちらのルームも開いてみる。
〉かなりん:でも選抜視察はいいなぁ。
〉りこっちょ:うんうん、先にいち早く京都だもんねー。
〉バーミヤン:でも、前の臨海学校の時は真耶っちだけだったのに何で今回は専用機持ち全員なんだろ?
〉千冬様の僕:さあ? 千冬様も行くらしいからもしかしたら向こうで専用機持ち皆を紹介するような偉い人が……。
〉ラブリー・ミキルン☆:ないない! てか最近委員会の人来たばっかじゃん!
>サマーデビル:うんうん、てかあの委員会のおじさん連中、目がいやらしかったのが……。
>ナイトバンブー:そうですね……。
……何か色々とツッコミたくなるネームの子が増えてる気がする。
軽く横目で教室全体を見ると、パッと見は授業をちゃんと受けてるが――いや、十代女子ならこんなものだろう。
「じゃあ次、この問題がわかる人!」
ディスプレイに挙手マークが現れる――ルーム内会話も一瞬途切れ、生徒が一斉に挙手マークに触れた。
「じゃあ鷹月さん、解答をお願いしますねー」
「はい」
目線のディスプレイに解答を書き込み送信――さっきと同様に正解が出た。
「正解です! そうですね、ここの方程式を当てはめて――」
山田先生の解説、だが既に無数に存在するルーム内会話が再開されていて聞いてない気がした。
いや、聞いてないんじゃなく、もう理解をしてるのだろう――各国から集められた優秀な生徒ばかりだからだろう。
>ふみ@:そういや織斑くん、運動会の記憶がないらしいね。
>( ・ω・):そうな
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