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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第604話】
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そう言ってシャルも参戦、くるっとターンして両手いっぱい前に掲げ、華開く満面の笑顔を見せた。
「では、わたくしはこうですわね」
後ろ髪を手で靡かせ、ウインクしながら微笑むセシリア――気品溢れる高貴な感じがするが、既に俺が笑顔云々の話じゃないし――てか周りにどんどん伝染していってるのが……。
「ヒルト、因みに私の笑顔はこうだ」
ニヤリと笑うラウラ――ごめん、ときめかなかったよ。
「もう、いつまでもそうしてたら織斑先生に怒られちゃうよ?」
未来がそう言うや、伝染は治まって教室に戻っていく。
「むぅ! ヒルトくん、時間ある時エミリアの最高の笑顔、見せてあげるからね!」
「えへへ、織斑先生に迷惑掛けたくないから戻りますね!」
エミリア、ソフィーと自然な笑顔を見せた――。
「……皆の笑顔、可愛いけどやっぱり自然な方が俺は好きだよ?」
その言葉に、一同が顔を赤くする――その時、久方ぶりの出席簿アタックが俺の脳天を貫いた。
「馬鹿者が、歯の浮くような台詞は休み時間に言え。 さっさと戻るぞ、授業があるんだからな」
「う、了解っす……」
突き刺さる脳天の一撃に顔を青くする一同、笑顔対決は終了し、痛む頭を擦りながら俺も教室に戻っていった。
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