第2話 改訂版(2019/04/30)
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間、姿を現した。
【視点:朱菜】
どうも、大筒木朱菜です。私は現在、迷彩隠れの術を使った状態で木の上からお兄様達の様子を見ていたりします。
実は8日前の豚頭族の軍勢による里の襲撃なんですが、私が出張ったら1日半ほどで軍勢が撤退してしまったんです。
1日目は螺旋丸とか、千鳥とか、火遁・火龍炎弾とか、水遁・水鮫弾とか、風遁・真空連波とか色々な術で狩っても狩っても豚頭族は何処からともなく湧いていたんです。
なのに、2日目の戦いで私が仙法風遁・螺旋丸とか、仙法磁遁・螺旋丸とか、仙法灼遁・螺旋丸とか、仙法炎遁・螺旋丸とか投げられる螺旋丸シリーズを使ったり、流砂瀑流からの砂瀑大葬への対軍滅殺コンボを使っていたら、豚頭族の軍勢は半日ほどで撤退してしまったんです。
その後、2日ほど里に居続けたんですが、豚頭族の軍勢が増援を引き連れて再びやって来る、といったことも起きませんでした。
私の予想では豚頭族の本隊がやって来ると思っていたんです。そして、私が仙法・螺旋手裏剣シリーズで迎撃。5日くらい掛けて軍勢の数を5万以下まで減らす予定だったんです。
なのに、豚頭族達は怖気付いて逃げ出すだけでは飽き足らず、再襲撃すらしてきません。全く、情けないにも程があります!ガッカリです!!
……取り敢えず、そんな訳で豚頭族の襲撃から5日目に私は里を出て、お父様達の後を追った訳です。
そして、つい数分前に輪廻転生写輪眼にもある白眼の基本能力である千里眼でお父様達を捕捉し、丁度リムル様が出て来そうだったので迷彩隠れの術を使って木の上からお父様達の遣り取りを見守ることにした訳です。
と、こんな説明をしている間にリムル様がお父様とお兄様、爺を除いた大鬼族の戦士達を降していってます。
あっ、爺が斬仙剣でリムル様の右腕を斬り飛ばしました。けど、リムル様は平然としています。まぁ、元々はスライムですから、痛みで発狂することもないですよね。
リムル様が斬り飛ばされた右腕を回収・吸収して右腕を再生させると、お父様とお兄様は顔を蒼くさせながら同時に鬼王の妖炎を放ちます。
確か、この時点でのリムル様はイフリートを捕食したことで『熱攻撃無効』の様な特別技能を獲得しているから、炎熱攻撃や氷結攻撃が効かないんですよね。
「やった……、のか?」
はい!お兄様の口からリムル様生存フラグのお言葉を頂きました。ありがとうございます!!
「悪いな。俺には熱変動攻撃は効かないんだ。あと、本当の炎を見せてやろう」
キャー!炎の中で余裕顔のリムル様!!凛々しくて格好良
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