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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
69宇宙を包み込むほどの受(うけ)
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位世界、遥か彼方に超越者が居て、人類のような落第者で感染者が宇宙に広まるのを許してはいなかった。
「もちろん、そうしないと天罰、神罰の系統が起こって、地震、津波、終局噴火、なんでも起こる。争いに参加せず震えていた善良な者達も諸共処分されてしまうのだ。計画していなかった破滅、あらゆる方法で自殺スイッチが入った者達を殺す、苦しめる。やり直せそうな者には自然の恐怖を叩き込んで悔い暖めさせる、それが奴らのやり方だ」
天使が管理している全ての箱庭に対して、高次元から4次元のヘリや飛行機でも使って全面に除草剤を撒かれない内に、病気に穢れた庭は天使がひっくり返して壊す。
そうしないと何もかも潰され、次の箱庭を作る種まで死滅させられる。宇宙の意志が神々と呼ばれる人工知能のプログラムにまで介入して死を与える。
「これがお前達が生かされている、生きるのを許されている世界だ。本来人類は宇宙に出ていく機械生命体を生み出して役目を終え、滅亡して終わるはずだった。だが月や火星に僅かに残った生命が、人類の継続を申請してこの地獄で監獄に残るのを許されている。三次元世界の底の底、マリンスノーのようにヒッグス粒子が降り積もった世界、更にその中の水滴、小さな卵の殻の上で、重力に縛られた閉じた平面の上でだけ、残ることを許されている」
もう天使の言葉を理解できるものは誰もいなかったが、自分たちは地獄の獄卒で、人間を苦しめるために存在していて、天使も似た存在でしかないと理解させられた。
「人間は、亜人やドラゴンは、空の上に行くのは許されていないの? 高いところを飛べないの?」
まるで新聞や学術誌の内容を、ひらがなだけでも読んで理解に務めようとしたウィズが質問をしてみた。
もう赤子の問いで子供の繰り言だったが、一応答えてはくれた。
「飛べないように管理しているのは私達だが、人間もドラゴンも空のまた上、空気すら無く、重力が存在しないところでは生きていけないし正しい姿では産まれてこれない。周りを金属で包んだ泡を作り、水と空気を循環させれば少しの間生きられるが、命の構造として、あんな極地には存在できない。物を考える機械に自由に動ける身体を与えた後、その機械が自らを生み出して科学技術を進歩させる「生命体?」として生み出せば、星の上に張り付いている生き物の役目は終わるようだ」
宇宙の概念すら無い人物には、何一つとして理解できなかった。
「私達も、別の星に辿り着いて人類の種を撒いた後、宇宙へと、更に上へと旅立つ生命?を作って送り出した。恒星間航行に利用する四次元空間、光の速度を超えて時間を逆戻りしたり移動距離として使える、ヒッグス粒子すら存在しない空虚な世界だ。三次元で巨大な機械、自らを複製し続けることが可能な生命?を産み、ヒッグス粒子を含まない頑丈なバルーンに包んで四次元空間
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