課外授業のデイウォーカー
決着後のフィールド×リゼヴィムと黙示録の皇獣
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マンがそんな眼で見るのは嬉しくて堪らないよ」
ルシファーとヴァーリはある事でとても怒っていたから、リアスが代わりに答えてアザゼルは険しい表情で語る。
「アザゼル、何があったの?」
「・・・・あの野郎は自分の息子、つまりヴァーリの父親に『ヴァーリを迫害しろ』と命じたんだよ。それでルシファーとヴァーリは非常に怒っているのさ、実の息子が孫の父親にそう命じさせたからな」
「そうよ、全くどうやったらこんなバカな子に育ったのかしら?」
「従姉さんは悪くないよ。悪いのは俺の父親もそうだったし、一番悪いのはこのバカだ」
まあそれは事実な事だな、それにルシファーが悪いのではなく最初からコイツはバカモノへと変貌してしまってるから。それと別外史から来たリリスが持つ別外史の記憶を引き継いだリゼヴィムだと、創造神データバンクにそう記載されている。実の母親と孫にあたる者らから聞いたリゼヴィムは口を尖らせる。
「聞き捨てならないにゃー。俺はバカ息子に『怖いなら苛めろよ』と的確なアドバイスをしてあげただけなのだぜ?ま、そこにいるママンの血筋で白龍皇として覚醒して生まれたのだから。ビビりなバカ息子の豆腐メンタルだときっと耐えきれないだろうと思ったからさ」
「テメエは才能を有した子供に愛情持てない親は、自分以上に才能を持つ子供が育つと嫉妬やら脅威するからなのだろ」
俺なら例えどんな子が生まれたとしても俺の子であり奏の子だ。それに俺の子供=神の一員となるであり、創造神黒鐡と悪魔から女神に転生させた奏との間に出来た優斗は良い子に育ってくれたしな。
「結局、ヴァーリきゅんはお父さんの仕打ちに耐え切れずに家出しちゃったけどねん♪グリゴリでアザゼル君に育ててもらい、今では黒鐵のおじちゃんのとこに居る。それとママンがいるから、よかったねー。黒鐵のおじちゃんは面倒見がいいもんねー」
アザゼルと俺は憎々しげにリゼヴィムを睨んだ。そしてヴァーリの代わりに母親であるルシファーが言った。
「それでバカ息子、ヴァーリの父親はどうなったのかしら?」
「ママンが俺にバカ息子は流石に悲しいよぉ、でもママンの質問に答えちゃうぞ♪ヴァーリのパパなら俺が殺しちゃったよ!だってビビりなんだもん。見てて苛ついちゃってさ。つい弾みで殺しちゃったんだ☆・・・・おっと危ない、流石のママンでも魔力を撃つなんて酷いじょ」
「その口を黙りなさい!アンタとはもう縁を切る、私にはここにいる孫だけで十分だわ!」
そう言うとルシファーはさらにヴァーリの手を握るのだった。そんでヴァーリは泣いていたけど涙を拭いてから言った。
「そうだ、俺はもうあの男など忘れている。俺には従姉さんだけで充分だ、それにお前が『明けの明星』と称された従姉さんのルシファーを名乗っていい
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