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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
課外授業のデイウォーカー
決着後のフィールド×リゼヴィムと黙示録の皇獣
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『私もドライグの力を使えるのも一真のお陰だ。アーシア嬢もあんなに喜ぶ姿は良い光景だな』

「もしアーシアに向かって来るなら消滅も覚悟したが、それもなくて良かったと俺も思いたい」

ヴァーリとアルビオンにヒト化のファーブニルが話してた通り、アーシアも喜びの涙を流していた。聖杯を戻す術式を始めるが、精神汚染が酷かったのも三つでワンセットだからなのか?この事は俺しか知らんけど、何れ二つでワンセットだと思っていても目を覚める事はない。破壊神黒鐡と暗黒龍は静かに復活作業を見守る。

「・・・・貴方はギャスパー?それともバロールの方かしら?」

《俺はギャスパーであり、もう一人の人格とでも言おうか。この少年が母体にいた時に宿ったのは、先程も言ったようにバロールの断片化された意識の一部と言おうか。黒鐡の旦那は神だが、俺は魔神であって神性が抜けた状態さ》

『コイツはケルト神話の魔神バロールだが、神の力が抜けた状態なのは確かさ。バロールは邪眼の持ち主としては有名な神であり、先程戦ったクロウを操ったと言われている。バロールの邪眼に倣い「停止世界の邪眼」と命名。本来のバロールはルー神に滅ぼされたが、レプリカではなく意識の断片。黒鐡改は元々魔神と呼ばれたが、時が経つと同時に創造神と言う立ち位置。破壊神になる事は二度とないが』

「神器は伝説のドラゴンから、魔物、魔神の力すらも宿らせる事が出来る。と言う事は神器を作った張本人であるシャルロットは凄い存在だと」

「皆さんに言われると照れますが、元々神器は前代創造神鋼様によって構築されたのですから」

アザゼルも納得した顔でシャルロットを見てたし、俺が見ている風景をコイツと一緒に見ながら祐斗とゼノヴィアはまだ震えていた。恐る恐るだがそれについてはしょうがないと思う、破壊神として全てを破壊した姿を見れば誰だってそうなる。だが朱乃とイリナは怖がらずに近付く。

「これがギャスパー君の力、これ程の凶悪なのはエルメとの会談以上ですわね」

「あの時は幻術だと言ってましたが、これが破壊神となった黒鐡様を怒らせるとこうなる訳は知ってたけど怖くなかった」

朱乃とイリナも慣れてしまったのか、自動的にグレモリーとシトリーの面々も見慣れてきた様子。怖がる様子がないのは、負のオーラを向けてないからなのかもしれん。俺とギャスパーはこの姿のままヴァレリーの元へ行く。

《俺らはこの子が死んだとは微塵も思ってない。ま、周辺一帯は死んだと思ってた様子だが俺らはあの忌々しい連中を許す事が出来なかった》

『破壊神にジョブチェンジした訳だが、もう二度とこの力を乱用してはいけないと感じたね。この姿になってしまうと畏怖してしまうし、色々と疲れてしまうがコイツを呼び出せたのも聖杯によってだ。完全覚醒する前からヴァレ
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